今回の記事では、LAPRASが展開するフリーランス・副業エンジニアの紹介サービスLAPRAS Freelanceを通して副業エンジニアの採用に成功したMI-6株式会社の伊藤さんにお話を伺いました。
資料請求から3週間で副業エンジニアが稼働を開始したというMI-6。採用に至るまでの流れや、MIという領域についてもお聞きしました。
《プロフィール》
MI-6株式会社 エンジニア 伊藤 聡史さん:
東北大学工学部卒業、東北大学大学院情報科学研究科修了。専攻はコンピュータサイエンスおよびバイオインフォマティクス。バイオ企業にてビッグデータの解析に従事。フリーランスエンジニアを経てMI-6株式会社に参画。
MI-6株式会社:
MI-6株式会社はMIの研究開発と社会実装を目的として2017年11月に設立。「材料開発に革新と効率を」をミッションに、MIによって化学・素材メーカーを中心とする研究開発に変革をもたらしている。
目次
他のサービスを導入するまでもなく採用できたスピード感
ー LAPRAS Freelanceを導入した経緯を教えていただけますか?
元々フリーランスとして活動している時に、お手伝いしていた企業がLAPRAS SCOUTを導入していたのでLAPRASという会社のことは知っていました。
MI-6に入社してから、業務委託でメンバーを探し始めました。Web上でフリーランス・副業採用のサービスを検索する中で、LAPRAS Freelanceの存在を知りましたね。
正直にお話すると、導入にあたってはLAPRAS Freelanceだけではなく、他のサービスも平行して利用しようと考えていました。LAPRAS Freelanceは成功報酬型のサービスなので、とりあえず使ってみようという軽い期待で導入を決めました。
ー フリーランス・副業採用のサービスが急増しているのもあり、複数サービスを併用する企業も多そうですね。実際にLAPRAS Freelanceを使ってみて率直にいかがでしたか?
とにかく「早い」っていうのが一番の感想です。
まずはLAPRAS Freelanceを導入して、その後すぐに他のサービスも併用していこうと考えていたんですが、その前に採用が決まってしまいました。
1日目 :資料請求
2日目 :サービス説明、導入決定、採用要件のヒアリング
3日目 :候補者を複数紹介/面談調整
2週間後:内定・内定受諾
3週間後:稼働開始
全体を通して、資料請求から稼働開始までが3週間という早さで決まりました。
元々1名だけを採用したいと考えていたので、その3週間で採用枠もクローズとなりました。結果として他のサービスは利用せずにLAPRAS Freelanceだけで採用が完結してしまいました。
ー それは本当に早いですね!
当初はもっと時間がかかると思っていました。
早ければ早い方がもちろん良いので、嬉しい誤算でしたね。
ー LAPRAS Freelanceの運用の難しい点などはありましたか?
特にはありませんでしたね。
一度採用要件のヒアリングが終われば、マッチした候補者をメールで教えていただけるので、気になった方とカジュアル面談を組んでいただくという通常のエージェントと同じスキームなのは助かりました。
紹介いただいた方のうち2名と面談し、1名を採用できたので採用要件のマッチ度も高いと感じています。

技術スタック、志向性でベストマッチしたエンジニア
ー 採用された方はどんな業務に携わっていらっしゃるんですか?
一言でいえばバックエンドを担当しています。
前提からお話すると、現在、社員、業務委託など含め、15名のメンバーがおり、インターンやアドバイザーなどを含めると30名近くが当社の事業に関わっています。ただ、メンバーの中にバックエンドを得意とする人がいなかったため、その領域で優秀な方に入っていただきたいと思っていました。
入社いただく前にLAPRASポートフォリオを見たところ、バックエンドのスキルはもちろん、求めていたマネジメントの経験もお持ちだということがわかったので、採用要件にはピッタリだと感じましたね。
バックエンドのスキルについてより細かくお話すると、開発で採用しているRailsのスキルと、Python、AWSの豊富な経験があったことが魅力でした
Railsは将来的にPython/Djangoなどに移行しようと思っていて、現在活用しているHerokuもAWSに移行したいと考えていたので、その領域を網羅したスキルをお持ちの方に入っていただけることはとても心強かったですね。
ー 採用要件と本当にスキルマッチした方が見つかったんですね。
はい、入っていただいた方は本当にスキルもマッチしていますし、何より優秀なエンジニアでしたね。
他のサービスでは候補者を検索していてもポテンシャル層の方が多く、経験豊富で優秀な方はなかなか見つからないこともありますから、LAPRAS Freelanceを通してすぐに出会うことができてよかったです。
ー 正社員ではなく副業でエンジニア採用を行っている理由はあるんですか?
実は現在SaaSのサービスをクローズドで展開しているところなんです。
まだサービスの検証を行っているため、それが終わってから正社員を採用してアクセルを踏もうと考えています。
そういった理由から、現状には副業で手伝っていただける方がマッチしていると判断しました。
未開の領域を切り開くMI-6の挑戦
ー 失礼ながらMI-6さんが事業展開している「MI」という領域についてあまり詳しくなく、少し教えていただけないでしょうか?
MI(Materials Informatics)というのはAIという言葉がブームになった少し後に普及してきた言葉です。
近年では、スマートフォン、ドローン、EVといった様々な製品が生み出されていますが、それらには「材料」の進化が欠かせません。材料の開発において、AIをはじめとした技術を活用して革新と効率化を生み出すのがMIです。
MI事業は、大手のSIerやメーカーが自社で展開していることがありますが、我々の知る限り、国内で専業で行っているのはMI-6だけです。
ー MI-6さんの強みはどのあたりにあるんですか?
MI-6の現在のメイン事業は受託やコンサルティングですが、そこではすでに手が足りなくなるくらいの引き合いをいただいています。大手企業の案件や大学との連携など、業界での経験・繋がりが豊富だというところは強みですね。
先ほどお話したとおり、スタートアップ・ベンチャー・大手でもMI専業で事業展開しているのはMI-6だけですので、業界をリードしていけるのではないかと考えています。
また、面白い点としては受託やコンサルで培ったノウハウを基にして開発しているSaaSのプロダクトがあります。
課題は、アルゴリズムではなく「一般化」。MIのSaaSはまだ世の中に存在していないため、プロダクトが受け入れられるかどうかすら分からない状態です。
本当に「未開の領域を切り開く」ということをしています。
自分で事業を作っていく、新しい領域にエンジニアリングで挑戦していくということに興味を持っている方には楽しんでいただける会社だと思いますね。
ー ありがとうございました!
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