《プロフィール》
両角和軌さん(写真左):
Nextremerにてエンジニアとして事業戦略、組織戦略の策定に従事。
「ソフトウェアには組織がパッケージされる」という考えのもと、革新的なソフトウェアを生み出す組織をつくりあげるため日々奮闘中。
前職では大手独立系SIerにて6年間Webシステム開発に従事した後、既存のゼネコン体質のIT業界に見切りをつけ、理想の開発を求めてベンチャー道に飛び込み2016年より株式会社Nextremerに入社。
歌って踊れる系エンジニア。
松島丈弘さん(写真右):
Nextremerで対話システムプラットフォーム minarai のサーバーサイド開発に従事。「ユーザーに寄り添う開発」を目指す。
前職はエアライン関連会社で9年間メカニック・社内システム担当(よろず屋)として従事するが、更なる成長のため転職を決意。
レース編みとお絵かきが趣味の、自宅サーバーラック系エンジニア。
株式会社Nextremer:
AIの社会実装を目的に、企業のAI活用を支援する事業を展開。自然言語処理を活用した対話システム構築事業および、画像認識・解析技術を用いたアルゴリズム構築事業、また2つの事業に関する先進技術の研究・開発を行う。
今回の記事では、LAPRAS SCOUTを通してエンジニアの採用に成功した株式会社Nextremerでエンジニア採用を担当する両角さんと、実際にLAPRAS SCOUTを通してNextremerに入社したエンジニアの松島さんにお話を伺いました。
目次
どの転職サービスにも登録していなかったので、LAPRAS SCOUT以外では採用することができなかった
ー Nextremerさんからスカウトメールが届いたときのことを教えてください。
(松島さん)私は、元々航空会社のフライトシミュレーターのメカニックからキャリアをスタートしました。フライトシミュレーターというのはパイロットがフライトの練習をするための機械です。その機械のハードの部分からソフトの部分までを整備する仕事をしていました。その後、社内の整備記録管理システムやインフラ部門に在籍して、配線からWebアプリ開発まで行い、親会社に移った後には社内の情シスのような仕事からVPNの開発など幅広い業務にあたっていました。
LAPRAS SCOUTを通してNextremerからのスカウトメールが届いたのは昨年ですね。当時は転職先を探していたというよりも自分の目指していた姿とその時の業務内容が大きく乖離していることに危機感を抱いたため、まず退職をすることを考えていました。転職サービスには登録しておらず、Nextremer以外の企業の選考を受けることもありませんでしたね。
スカウトメールが届いて話を聞いたりオフィスの様子を見させていただく内にNextremerで働くことを考えるようになりました。
ー LAPRAS SCOUT以外のサービスからもスカウトメールは届いていたんですか?
(松島さん)LAPRAS SCOUTを通してNextremerから受け取ったもの以外にはスカウトメールを受け取ったことはありませんでしたね。私はインフラからメカニックまで行っていて、ソフトウェアエンジニアという職種ではありませんでした。世の中のエンジニア向け転職サービスはソフトウェアエンジニアが多く登録しているイメージがあり、私とは職種が違ったので合わないと思っていました。転職サービスに登録していなかったこともあり、スカウトメールを受け取ったことはありませんでした。
スカウトメールを受け取ったのはLAPRAS SCOUT経由のメールが初めてだったのですが、自分から企業に売り込みに行くのはなかなか自信がないので、Web上のアウトプットから自分のスキルに興味を持った企業がすくい上げてくれて、スカウトメールを送ってもらえるというのは安心する転職の方法だと思いましたね。
(両角さん)どの転職サービスにも登録していなかったということだったので、LAPRAS SCOUTを使っていなかったらどうやっても松島さんを採用することはできなかったと思いますね。
ー 両角さんは松島さんのどんなところに魅力を感じてスカウトメールを送られたんですか?
(両角さん)私はLAPRAS SCOUTを通して松島さんのQiitaの記事を読んだことがきっかけでスカウトメールを送りました。インフラの構築に関する記事をいくつか投稿されていて、実際の構築に深く関わらなければ書けないようなtipsやハマった点について書かれていたため、ちゃんと実務経験がある方だなということがわかりました。LAPRAS SCOUTを通してアウトプットを確認したうえでスカウトをしていますので、Webエンジニアの経験年数などは気にせず、むしろ能力だけをみてNextremerでの業務にもすぐにキャッチアップして活躍してもらえそうだと思いました。
(松島さん)個人的には技術的に特に高度な内容はアウトプットしていないつもりでしたけど、記事をしっかりと見ていただいたのは嬉しかったですね。Qiitaには自分が開発を行ううえではまってしまった問題の解決方法などを記事として書いていました。1回はまった問題は、自分自身もまた将来はまる可能性があるので備忘録として残しておきたいという気持ちがありましたし、自分と同じ問題にはまっている人に対しての解決策を残しておくと誰かの助けになるのではないかと考えていました。
内定受託獲得までに送ったスカウトメール総数は21通
ー LAPRAS SCOUTの運用はどのように行われていたんですか?
(両角さん)受け取った人の中には認識していない方もいるかも知れませんが、LAPRAS SCOUTを通して送っているメールは1件ずつ手作業で文章を書いています。エンジニアさんのアウトプットを読み込んでいって自社とマッチするかを判断して、文章に落とし込んでいくので、長いときには1通書くのに30分かけることもありましたね。でも1通1通に時間を書けてスカウトメールを書いているためか返信率も高く、松島さんに内定受託いただくまでにLAPRAS SCOUTを通して送ったスカウトメールの総数はわずか21通でした。
21通のスカウトメールを通して松島さん以外にも数名と面談しましたが、どなたもお会いする前の期待を上回るようなスキルを持っている人ばかりでしたね。LAPRAS SCOUTでは事前にその人のアウトプットを確認したうえでスカウトメールを送っているので、スキルのギャップはありませんでした。エンジニアの能力が数値化されているというのは恐ろしいシステムだなと思いましたね笑
ー Nextremerさんのどんなところに魅力を感じたんですか?
(松島さん)スカウトメールを受け取る前はNextremerのことは知りませんでした。AIベンチャーと言われるNextremerですが、私自身はずっとフライトシミュレーターに携わっていたのでAIのことは全然知りませんでした。また、私は元々ソフトウェアエンジニアではなかったのですがソフトウェアエンジニアに挑戦したいという想いがあったので、Nextremerで働くことに興味を持ちました。
社内勉強会も開催されている様子も魅力的に感じました。以前は大きな研修に参加するくらいしか社内に学習の機会がありませんでした。自分の業務に集中する環境だったので、隣の人がどのような業務に携わっているのかも分からないという状況でした。社内勉強会を行っているということは、会社が社員の教育に投資する姿勢を持っていたり、社員が自主的に動いている、ということだと思っています。Nextremerは一人ひとりが尖った技術を持っているので、勉強会などで他のエンジニアの話を聞いたりソースコードを見るだけで大きな学びがあって楽しいですね。
あとは、やはりベンチャーだからというところもありますが上司との距離感が近いところは魅力ですね。トップダウンではなく、上司も一緒に仕事を進めてくれる印象があります。気軽に相談ができるので、私としても助かりますし、上司としても早い段階で問題を検知・解決できるのでとても効率的だと感じています。
(両角さん)私もNextremerの魅力については同じ考えです。特に、Nextremerのエンジニアはそれぞれ全く違うバックグラウンドで培った固有のスキルを持っているということが特徴です。固有のスキルを持ったエンジニアが集まったチームでは、それぞれのナレッジをシェアすることで成長できますし、組織としてはいろんな課題に対応できるという多方面に対しての強みを持てるところが優れていますね。
Nextremerが作っている対話システムや画像認識技術のコア部分の開発では自然言語処理やAIと呼ばれるロジックを利用していますが、サービスとして世の中に提供するためには一般的なWebサービスと同様の開発が必要になります。そのためにAIの開発に関わるスペシャリストだけでなく、Webアプリケーションの開発を行うエンジニア、センサーやカメラ等のハードウェアとの連携を開発するエンジニアなど、それぞれ異なる専門分野を持ったメンバーが在籍していますね。松島さんにも今はサーバサイドのエンジニアとして開発に携わってもらっています。
ー ありがとうございました!
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