【2025年最新版】ITエンジニアに聞いた!直近の転職先に興味を持ったきっかけは?

この記事をシェアする

ITエンジニアの方々が「転職先を知るきっかけ」になっていることは何なのか…。

エンジニア採用に携わっている方であれば、ぜひとも気になるポイントではないでしょうか。この記事では、LAPRASが直近で行ったアンケートの結果を元に「ITエンジニアの方々が、転職先に興味を持つことになったきっかけ」の割合をご紹介します。

回答者の年収帯別に傾向を分析しているので、ジュニア・ミドル・シニア層の方々にそれぞれどういったきっかけづくりが有効なのか、ぜひご参照ください!

AI時代に高まる開発以外のスキルの重要性

「コードを書く」ことから「事業貢献」へ。マネジメント・リードなど、「作る以外の役割」を果たせるエンジニアのニーズが、ますます高まりを見せています。

事業成長を牽引するこれらのスキル、LAPRASなら見極められます!

「AI時代に求められるエンジニア」を見つける方法

調査概要

LAPRASでは、以下の要件でITエンジニアの方々にアンケート調査を行いました。

▼調査概要(一部抜粋)

  • 調査対象:全国にお住まいのエンジニア
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施期間:2025/03/12~3/14
  • 有効サンプル数:1,101(うち回答者数:722)

質問内容

  • 現在の年収(本業の年収)を教えて下さい。
  • 直近の転職で「その会社への転職に興味を持ったきっかけ」を教えて下さい。
    • 転職のきっかけ(以下からそれぞれ選択して回答)
      • リファラル/知り合いからの紹介
      • 元からその会社に応募することを決めていた
      • メディアでのニュースや記事
      • 企業のテックブログ
      • その他

「とてもきっかけになった」「少しきっかけになった」「きっかけにはなっていない」から選んで回答。

回答者の年収の割合

【ポイント】

  • 700万円未満が63.5%
  • 700万円以上が31.8%
  • 1000万円以上は9.1%

回答者はジュニア~ミドル、シニア層まで、幅広く分布しています。

ここからは、回答者の年収帯別にそれぞれなにが・どの程度転職のきっかけになったかをご紹介します。

リファラル/知り合いからの紹介

【ポイント】

  • 700万円未満では「とても・少しきっかけになった」を合わせても40~50%台に留まっている。
  • 700万円以上だと、60%台を超える

年収700万円を一つの境として、ミドル~シニア層になるほど転職のきっかけになることが増える傾向が明らかになりました。

元からその企業に応募することを決めていた

【ポイント】

  • 年収帯が上がるに伴って「きっかけになった」割合が増える傾向に。
  • 特に1000万円以上では「とてもきっかけになった」が30%以上を占める。

年収1000万円以上では、転職のきっかけとして多くの割合を占めていることがわかりました。

メディアでのニュースや記事

【ポイント】

  • やや波はあるものの、年収帯が上がるにつれて「きっかけになった」割合が増える傾向。
  • 100万円未満までは「とてもきっかけになった」割合は20%未満に留まるが、1000万円以上では23.5%、1200万円以上では31.2%と増加する。

増減はあるものの、概ね年収の増加に伴い転職のきっかけになることが増えていく傾向が見て取れます。

企業のテックブログ

【ポイント】

  • 300万円未満~1000万円未満まで「少しきっかけになった」の割合が30%台をキープ。
  • 700万円以上~1000万円未満では、「とても・少し」をあわせて50%強の割合を占める。
  • 1000万円以上の年収帯では「とてもきっかけになった」の割合が20%以上に増加。

幅広い年収帯へ、ソフトな転職のきっかけとして働いていることがわかりました。

その他

【ポイント】

  • 300万円未満~1000万円未満まで「少しきっかけになった」割合は30~40%台
  • 1000万円~1200万円未満では「とてもきっかけになった」が38%と高い割合を占めている。

その他が一定の割合を占めていることから、今回調査したもの以外にも転職のきっかけは幅広く存在していることが伺えます。

まとめ:エンジニアの年収による転職のきっかけの違いは?

今回の調査結果を見ると「300万円未満~700万円未満」、「700万円以上~1000万円未満」「1000万円以上」のそれぞれで、転職のきっかけに差異が見られることがわかりました。

リファラル/知り合いからの紹介、元からその企業に応募することを決めていた

これらは、700万円以上~で「とても・少しきっかけになった」の割合が高くなる傾向にあります。特に1000万円以上で「とてもきっかけになった」の割合が大きくなっています

ハイスキル層になるほど、業界内での知り合いや認知している企業も増えてくるため、それらが転職のきっかけになることは増えるのではないかと考えられます。

メディアでのニュースや記事、企業のテックブログ

これらは、年収帯が高くなるのに伴ってなだらかに「とても・少しきっかけになった」割合が増えていく傾向にあります。300万円未満〜1000万円未満では「少しきっかけになった」割合が多いものの、1000万円以上になると「とてもきっかけになった」割合が増えます

ハイスキル層になるほど、成長志向が高い人が多くなり、その結果ニュースメディアやテックブログでの情報収集がきっかけで転職を意識する機会が増えるのではないか、という仮説が立てられます。

その他

300万円~1000万円未満までは「きっかけになった」割合は一定のレンジに留まっています。1000万円以上では「とてもきっかけになった」割合が高まります

ハイスキル層、特に年収1000万円超えのシニア層になると、様々なチャネルで情報収集している人が多いため、転職を意識するきっかけが多角的になるのではないかと推測できます。

採用要件に即したきっかけづくりができているか見直してみよう

今回の調査結果から、年収帯によって転職のきっかけとなる施策の傾向に違いがあることがわかりました。

  • 自社が求める人物像が「どの年収帯に属しているか」
  • その年収帯に有効な採用広報・認知拡大の施策ができているか

ぜひ今回の結果と、自社が現在取り組んでいる採用広報・認知拡大のための施策を照らし合わせて見てください。LAPRASのアンケートが、より良いマッチングを生み出すための参考になりましたら幸いです。

AI時代に活躍できるエンジニア、どう見極める?

AIが「作る役割」を担う今、エンジニアの役割は「技術で事業成長を導く」ことへと変わりつつあります。

採用市場では、従来の開発力に加え、「事業貢献」に直結するスキルの重要性が高まっています!

今、需要が高まるエンジニアのスキル

  • 課題解決能力:顧客やビジネスへの深い理解で、技術を価値創出につなげる
  • 技術応用力:新しい技術(特に生成AI)でチームの生産性を高める
  • マネジメント能力:戦略策定・組織運営・人材育成で事業成長を牽引する

こうしたスキルを持つ人材は、従来の経歴書だけでは見極めが困難です。
LAPRASなら、「AI時代に求められるエンジニア」とそのスキルを、独自のアプローチで可視化できます。

▼詳細はこちら▼

他者貢献/事業貢献型エンジニア