今回は、2023年7月にLAPRASのユーザーに対して実施した、転職に関する調査結果をご紹介します。
一般的にミドル、ハイクラスと言われるITエンジニアの方がどのような志向を持っているのか調査しました。その一部の重要なポイントをピックアップしてこの記事ではご紹介します。
調査概要
LAPRASの年収500万円以上のユーザー154名を対象に7月に調査を実施しました。
調査結果
ここからは、実際の設問別の結果を一部ご紹介します。
年収別の結果等が掲載された、本編資料のダウンロードは<こちら>からどうぞ。
現在の出社頻度
現在の出社頻度を聞いたところ、約半数はフルリモートという結果になりました。
一方で1割程度が毎日出社しているという状況がわかりました。また、年収700万円以上のITエンジニアに絞ってみたところ、フルリモートの割合は6割を超えました。
ハイクラスになるほどフルリモートワークの環境求められていると言えるかもしれません。
スカウトで重視すること
スカウトで重視するものを聞いたところ、スカウトで最も重視するのは提示年収でした。2番目に多かったのが働き方。この2つの要素で魅力的な内容がスカウトには求められると言えそうです。
それらに加えて、組織開発の人やカルチャー、自分に声がかかった理由といったパーソナライズの要素が求められることがわかります。本編資料には、年収700万円以上のハイクラスITエンジニアに絞った調査結果も掲載しています。どのような違いがあるのか資料を参考にしてみてください。
本編資料のダウンロードは<こちら>
また、スカウトでは、どのようにパーソナライズするかが大切になります。まずは提示年収が適切か、働き方が魅力的か確認してみましょう。その上で、その方に合わせた内容を送ることが大切です。過去の記事ではスカウトメールの具体的な書き方や内容について解説していますので参考にしてみてください。
転職先として考える企業のタイプ
転職先の企業のタイプを聞いたところ、上場前のスタートアップが全体の約30%を占めました。一方で、人気のある企業タイプに偏りがあるかと予想していましたが、結果としては全体的に分散しました。最も多いのが、Web系上場メガベンチャーですが、外資系企業や大企業にも一定数の人気があることがわかりました。
採用人事の立場としては、どのような企業規模や事業ステージであっても、興味を持ってもらえるITエンジニアはいるということが言えると思います。
働いてみたい人気企業
具体的に働いてみたいと思う会社を3社挙げてもらいました。その回答が多かった企業の上位10社を紹介します。外資系、メガベンチャー、大企業など様々な企業がランクインしました。
本編資料では、ハイクラス(年収700万円~)に限定した人気TOP10や、この10社以外にも、回答があった企業の一覧も掲載しています。
第一想起として「働いてみたい」と思われる会社になることで採用に大きく有利になります。そのためには、転職活動前からコンタクトして知ってもらうことも重要になります。ダイレクトリクルーティングは転職活動前のITエンジニアにアプローチ可能な手法として有効です。
調査資料本編について
結果の重要な内容をこの記事ではピックアップしてご紹介しましたが、本編資料では「キャリアアップとして検討している職種」や「所属したいエンジニア組織規模」などの結果を紹介しています。
ITエンジニアの志向の理解度を高めて採用活動に繋げていただければと思います。
調査の本編のダウンロードは<こちら>
「ミドル~ハイ層エンジニア(年収500万円以上の方)の転職に関する調査」 調査内容 ① 職種一覧 ② マネジメント経験とその職種 ③ 出社頻度 - 全体 -うち年収700万以上 ④ スカウトで重要視すること - 全体 -うち年収700万以上 ⑤ キャリアアップとして検討している職種 - 全体 -うち年収700万以上 ⑥ 所属したいエンジニア組織規模 ⑦ 転職先として考えている企業のタイプ ⑧ 転職先として人気の企業 / 回答一覧 ⑨ 今後やりたい業務
また、LAPRASでは今後もエンジニア採用に関する情報を発信していきますので、ぜひSNS等のフォローもよろしくお願いいたします。