【2025最新版】プログラミング言語とフレームワーク別・求人数の推移(エンジニア採用トレンド)

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「候補者に求めるスキル・経験」は、エンジニア採用における重要なポイントの一つです。

特に、特定技術に対する市場の温度感=「自社が求める技術スキルが、採用市場でどれだけ人気なのか?」がわかっていると、採用計画が立てやすくなります。

この記事では、技術要件の中でも特に「プログラミング言語」と「フレームワーク」に注目し、それぞれの求人数の推移をご紹介します。エンジニア採用市場における最新の技術トレンドが把握できる内容になっておりますので、ぜひご覧ください!

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集計方法

2024/05~2025/03までの間に、LAPRASで出されている求人のうち、特定のプログラミング言語やフレームワークが要件に含まれているものの件数を抽出。2025/05時点の求人数を100として、そこからの変化を相対値で表しました。それぞれ、以下の言語・フレームワークについてまとめています。

【プログラミング言語(合計13種)】

Go, Java, JavaScript, Kotlin, PHP, Python, Ruby, Swift, TypeScript, Scala, Rust, C#, Dart

【フレームワーク(合計12種)】

FastAPI, NestJS,  React, ReactNative, Spring Boot, Flask, Vue.js, Laravel, Ruby on Rails, Express, Nuxt.js,  jQuery

プログラミング言語別:求人数の推移

求人数が増加している言語

対象となる言語:C#, Dart, Go, Java, JavaScript, Kotlin,  Python, Rust, TypeScript

これらの言語は、現在の市場で特に注目されており、求人数が大きく増加しています。これらのスキルを持つエンジニアは、採用競争が激化する可能性があります。

求人数が緩やかに増加している言語

対象となる言語:PHP, Ruby

RubyとPHPは、特定分野で根強い需要があります。新規プロジェクトよりも既存システムの保守・運用を中心として採用されるケースが多いです。

求人数の増加が限定的な言語

対象となる言語:Swift, Scala

SwiftとScalaは他言語と比べて求人数が少なく、ニッチな分野で利用されるケースが多いです。ただし特定分野では重要な役割を果たしています。

フレームワーク別:求人数の推移

続いてフレームワーク別の求人数の推移をご紹介します。

急速な増加が見られるもの

対象フレームワーク: FastAPI, NestJS,  React, ReactNative, Spring Boot

期間中の求人数が急激かつ大きな幅で増加しているフレームワークです。FastAPIは2024年9月に一時的な落ち込みが見られますが、2025年に入ってからは大きな増加が見られます。

これらのフレームワークは最新技術に対応しており、開発効率が高いことが特徴です。そのため、新しいプロジェクトで採用されるケースが多くなったことが求人数増加の要因と考えられます。

安定しつつ増加傾向が見られるもの

対象フレームワーク:Flask, Vue.js

これらのフレームワークは、急激な求人数の増加こそ見られなかったものの、期間中安定した増加傾向が見られました。Flaskは2024年9月に落ち込みが見られますが、その後2025年頭にかけて回復が見られます。

「使いやすく普及率が高い」「成熟したコミュニティがあり継続的な需要がある」といった共通点があります。

変動しながら増加傾向を示しているもの

対象フレームワーク: Laravel, Ruby on Rails

これらのフレームワークは求人数こそ概ね増加傾向にあるものの、期間中に何度か減少する期間を迎えることもあり、全体的な変動が見られます。

他の言語との市場競争の影響や、特定用途への依存(特定の業界やプロジェクトでの採用率が高い)などがこうした変動の原因になっていると考えられます。

ニーズに成熟が見られるもの

対象フレームワーク:Express, Nuxt.js,  jQuery

これらフレームワークの求人数は一定、または減少傾向にあります。

技術的な限界と、それに伴う競争力の低下が見られますが、新規採用の機会は限定的でも、既存システムの保守・運用に利用されるため、今後も一定のニーズは堅持すると予想されます。

最新の技術トレンドを採用計画に活かそう

ご紹介してきたように、エンジニア採用市場ではプログラミング言語やフレームワークの求人ニーズは絶えず変化しています。採用担当の方は「自社と同じ開発環境の、競合する求人が増えているのか、減っているのか」を把握しておけば、自社の採用活動の先行きをある程度イメージすることができるはずです。

「採用競争がより厳しくなっていく」と予想される場合は、競合と差別化できる内容を充実させるなどの対策が必要になります。配属予定先と相談し、場合によっては求人の要件を緩和するなどの措置も求められるかもしれません。

貴社のエンジニア採用計画の改善に、今回のデータをぜひお役立てください!

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