メドケア株式会社は、2021年1月よりLAPRAS SCOUTを通じたエンジニア採用を始めました。わずか1ヶ月の利用で1名から内定の受諾を得たメドケアですが、2ヶ月経過した時点で面談プロセスまで進んだ人数は5名にのぼるといいます。エンジニア採用において持っていた課題感から、LAPRAS SCOUT導入経緯、利用方法について、メドケア事業部門の責任者でありエンジニア採用を担う八木賢志さんに詳しくお話を伺いました。
《プロフィール》
八木 賢志 さん メドケア株式会社 事業統括部長
1980年生まれ。リクルートから分社独立した株式会社ネクスウェイに新卒入社。B2Bのマーケティング支援サービスや帳票配信サービスの新規営業やプロダクト企画開発に従事。
その後、飲食店向け予約台帳SaaSの株式会社トレタにて事業開発、プロダクト責任者、プロダクト企画開発部門の組織長を経て、2020/7~メドケア株式会社にて現職。
メドケア株式会社
現役医師が、医療の合理化をミッションに2015年に設立したスタートアップベンチャーです。ICTの活用を通じて効率的かつエビデンスベースの予防医療や治療を提供し、医療費の削減と個人の生活の質(QOL)の改善を目指しています。生活習慣病など慢性疾患を主なターゲットとしたオンライン診療サービス「Medically(メディカリー)」は、190以上の健康保険組合や企業、地方自治体に導入されています。新たにSaaS型サービスである保健事業のDXツール「Medically クラウド」をリリースしたばかりです。
目次
成功報酬型じゃないからこそLAPRAS SCOUTを“使い倒す”
ー エンジニア採用において、御社が認識していた課題や問題点を教えてください
当社は、健康保険組合に所属する生活習慣病予備軍や患者)を対象に、管理栄養士によるオンライン遠隔生活指導や提携医療法人所属の医師によるオンライン診療を提供しています。
これらは、「Medically」というブランドの自社開発のスマホアプリを通じて提供されていますが、これに加えて新規事業のSaaS型サービス「Medically クラウド」の開発を行っているところです。
契約する健康保険組合さんが増えればMedicallyのユーザー数も増えるので、プラットフォームとしては非常に順調なんですが、開発サイドとしては「その時いるメンバーで、なんとか頑張ってきた」というのが正直なところです。
エンジニア採用がネックになってビジネススケールが遅れてしまっている。という問題意識が全社的にありました。
サービスの拡大や皆さんからのご期待に対して、フロントエンドもサーバーサイドも、とにかくマンパワーが全く足りない。
この状態を脱するためにも、今年はシニアエンジニア採用を強化しなければならないということで、1月にLAPRAS SCOUTを導入することにしました。
ー LAPRAS SCOUTを導入されたきっかけや決定打を教えてください。
実は以前からLAPRAS SCOUTのことは存じ上げていて、コンセプトについても興味がありましたし、実際にデモもしてもらったこともあったんです。
一目見て「これは非常に使いやすそうだな」と感じました。私は前職で飲食店のサイトコントーラー的なサービスに関与していたこともあり、「人材系のサイトコントローラー」に近いと感じましたね。
※サイトコントローラー:複数の予約サービスを一元管理できるオンラインシステム
ですから、データベースも充実しているだろうと想像できましたし、スコアリングされている事も含めて検索性が良さそうであることも分かりました。
弊社に“合う”人材と巡り会えそうだな、というイメージができたので採択しました。
また、何人もエンジニア採用していこうとしていたところでしたので、成果報酬型の料金体系では無く、完全月額のサブスクリプションサービスだったというのも決定打でした。
「サービスを使い倒そう」という気持ちで導入させていただきました(笑)
信頼できるスコアリングとカスタマーサクセスサポートでぴったりな人材に巡り合う
ー 現在のLAPRAS SCOUTの運用方法について教えてください。
基本的には私が、LAPRASからの新着候補者のプッシュ通知やレコメンドで検索をした中から候補者をピックアップして、興味通知を送っています。
ピックアップについては、まず喫緊の課題はサーバーサイドなので、サーバーサイドエンジニア、フルスタックエンジニアを優先的に探しています。
あとは興味通知に反応があった方にスカウトメールを送って、面談して…という、ごく普通の使い方なのではないかと思います。
最近はCEOの明石も、使い始めています。非エンジニアでもとても使い易いUIなんですよね。
LAPRAS SCOUTではエンジニアの技術レベルが「スコア」として可視化されていますよね。
私やCEO、CFOがLAPRAS経由でのエンジニア採用を実践していく中で「3.5以上であれば、弊社としては充分、技術的にフィットする」という共通認識ができています。
アウトプット量でスコアが変わってしまうシステムであることは理解していますが、まずはそこで一次スクリーニングしています。実際にこの感覚で面談していて違和感はありませんので、スコアリングはとても信用しています。
重要視しているのは技術スタックですね。メドケアではRuby on Railsを利用しています。
2020年10月には「Ruby」の開発者、まつもとゆきひろ氏を技術顧問に迎えたこともあり、Railsを使って設計したい、今後も仕事をしていきたい、というエンジニアに来ていただくのが現時点では最もフィットする環境であると考えています。
あとは、メドケアの今の状況にフィットするかどうか。新サービスをスタートするタイミングということもあり、サービスの成長のため一緒にチームをゼロから作りあげていこう、と考えていただける方かどうか。
また、今ある課題を能動的に解決しにいったり、「社会課題を解決する」といったキーワードに興味がありそうな方をピックアップして、お声掛けするようにしています。
ー カスタマーサクセスのサポートはいかがでしたか。
エンジニア採用に関するナレッジがすごく充実している印象がとても強いです。契約した直後にカスタマーサクセス担当とのキックオフミーティングもすぐに組まれ、適宜メール文例のアドバイスもいただいたり、支援内容がちゃんと整理されているなと思います。
担当の方がSlackに常にアクティブなのも、利用していて安心感があります。
SaaS事業に長く携わってきた者として、LAPRASのカスタマーサクセスはすごいと感じており、CFOとも「今やろうとしているSaaS事業もLAPRASさんを見習って展開していけばいいんじゃないの」と言っていたりするんですよ。
マーケ、セールス、カスタマーサクセスの情報連携がすごくスピーディーで、SaaS企業としてすごく洗練されているなと感じています。
社会課題の解決に興味があるエンジニアにこそ来てほしい
ー LAPRAS SCOUT導入からわずか1ヶ月程度で、内定受諾が出たのは驚きです。
その方は以前、医療系の企業にいらっしゃったことがあったり、複数のスタートアップを経験していて医療スタートアップに興味があったようです。
やりたいことはRailsのアプリケーション設計。スタートアップを渡り歩いてきているので、ゼロベースから関わることに抵抗が無く、チームビルディングをスタートさせるタイミングであったことも、逆にポジティブに捉えていただけたようです。
タイミングも良かったんです。ちょうど「これから転職活動に力を入れよう」というときに私達が声をかけたみたいで。私達とフィーリングが合ったようですぐに決められたので、2週間程度で転職活動は終わってしまったようです。
僕らとしては本当に望んでいた人材が来てくれたので、LAPRAS SCOUTには本当に感謝しています。
ー 今後のエンジニア採用の展望を教えてください。
おかげさまで順調に事業が伸びておりますので、今は医療の資格職含めて、あらゆる職種を募集しているタイミングです。
エンジニアだと、フロントエンド、サーバーサイド、データエンジニア、データサイエンティストなど。
医療という社会課題に興味があって、SaaSにチャレンジして携わりたいなっていう方には、やりがいを提供できる会社かなと思います。
新しく提供し始めたSaaS型サービスに蓄積されたビッグデータを解析することで、健康保険組合や、企業人事部、対象者である個人、ひいては日本の医療費という観点でも、皆が幸せになるような医療サービスを、ゆくゆくは提供していければなと思っております。
興味のある方には是非参画していただきたいと思います。
ー 本日はありがとうございました!
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