LAPRASでは、2023/08月から2024/01月ごろにかけて、面談数が約1.8倍に増えています。これは、2023年10月~12月の間に行った、新機能追加や画面のリニューアルによる影響が大きく出ていると考えています。
そこで今回は面談数が増えている背景にある、各機能とその働きについてご紹介します!
目次
LAPRASでの面談件数が大きく増加
面談件数の推移(月次)
上記のグラフの通り、LAPRASにおける月間面談件数は2023/8月から増加していき、2024/01月には過去最高件数を記録しました。2023/08月の水準と比較すると、約1.8倍に増えています。
面談数増加に影響した新機能・機能改善
まずは、面談数増加の背景を、機能面から分析してみたいと思います。
「メッセージ機能」の追加
2023/10月にLAPRAS内で候補者が企業とのコミュニケーションを、チャットUI形式でやりとりできる機能をリリースしました。従来のメール方式に比べ、候補者の方が採用企業からのメッセージを見落としづらくなったり、過去のメッセージを探すやすくなったことで、面談数の増加につながりました。
また、メールに比べるとチャットの方が気軽に返信ができるため、候補者の返信に対する心理的なハードルが下がったことも理由の一つです。
レコメンド機能の改善
2023/10月にLAPRASにスカウト送信できるLAPRAS SCOUTのレコメンド機能が改善されました。従来から。レコメンド機能では候補者が持つスキルの種類とレベルをタグ検索で絞り込むことができましたが、そのタグ検索が改善され、検索したタグが「職歴、職務要約、活かせる経験・スキルの項目にがキーワードに入っている人」もヒットするようになりました。
この変更により、採用企業が自社にあった候補者を探し出しやすくなったことで、面談数の増加につながりました。
求人検索機能の改善
2023/11~2024/1にかけて、LAPRASの求人検索機能が大幅にリニューアルされました。
主な変更点は、次のとおりです。
・ポジション、開発環境、ステータスの絞り込みがチェックボックス式に変更になり、複数選択が容易になりました ・人気順・新着順・上限年収・下限年収順のソート機能が追加され、求人のソートが可能になりました ・検索条件に業態、雇用形態、リモートワーク、こだわり条件、勤務地 が追加されました ・候補者が、求人検索一覧画面から「興味あり」を押せるようになりました
これらのアップデートにより、候補者が自分に合った求人を探し出しやすくなったことで、面談数の増加につながりました。
面談数が増えている理由
次に、面談数増加の背景を、ユーザーの方の属性や行動から分析してみたいと思います。
理由1:スカウト送信数・返信数が増えた
スカウト返信率の推移(週次)
こちらは週ごとのスカウトの返信率のグラフですが、2023/10月ごろを境にスカウト返信率が高くなっています。その理由として挙げられるのが、先ほどお伝えした「メッセージ機能」と「レコメンド機能」です。加えて実は別のデータから、スカウト送信と返信の総数が増えていることも確認できています。
返信率に関しては、メッセージ機能の追加(2023/10)を境にそれ以前と比較して約30%増加しており、送信したスカウトへの返信率が上がることで、面談数の増加にもつながりました。
理由2:アクティブなユーザーが増えた
スカウト送信数・返信数が増えた結果、面談や返信を行う「アクティブなユーザー」の数が増えました。
面談を行ったユーザー数の推移(月次)
こちらは「1件以上の面談を行ったユーザー数」の月別推移を表したグラフです。2023/07月から2024/01月にかけて、面談を行ったユーザーの数が増えていることがわかります。
スカウトに返信したユーザー数の推移(月次)
くわえて、こちらは企業からのスカウトに対して「1件以上の返信を行ったユーザー」の人数です。面談をするユーザー同様に2023/07月から2024/01月にかけて増加していることがわかります。
これらのグラフでは「面談・返信を行った回数」別に内訳の人数を色分けして表示しています。これを見ると「複数回、面談や返信を行うユーザーも増えている」ことがわかります。
ユーザー1人あたりで見た場合の返信数や面談数が増加していることもわかっており、ユーザーの活性化が、面談数の増加につながっているといえそうです。
まとめ
ご紹介の通り、機能追加・改善によって、候補者の方の行動の変化につながり、LAPRAS / LAPRAS SCOUTは採用企業・候補者間のやり取りがより活発なサービスに成長を続けております。アクティブなユーザーの総数も増え、転職顕在層にもよりアプローチしやすくなりました。
また、他の記事でもご紹介していますが、以前に比べてスカウト送信基準が緩和される等、候補者にアプローチするハードルも下がっているので、ぜひ積極的に活用してITエンジニアの方の採用に繋げていただけると幸いです。
ここではご紹介できなかった、細かい指標の変化についてはこちらにまとめたので、ご興味ある方はぜひご覧ください。