【ユーザーデータ一部公開】「潜在層向け」は過去の話?LAPRAS SCOUTで転職顕在層が増えている理由とは?

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LAPRAS SCOUTはリリースから長い間、「転職潜在層へのアプローチに強い」という点を多くのお客様に評価されてきました。しかし、今日では「転職顕在層にも強いサービス」へと変化してきていることをご存知でしょうか?

現在のLAPRAS登録ユーザーの半数以上は「転職顕在層」のITエンジニアで占められています。そのため、転職潜在層だけでなく転職顕在層に対しても有効なアプローチができるようになりました。

この記事ではLAPRASに登録する転職顕在層がどのように増えていったのか、その推移と原因を実際のデータをもとに解説していきます。

転職意欲の高いLAPRASユーザーが増えています!

おかげさまでLAPRASの登録ユーザーは現在3万人を超えました!(2023年11月時点)

このうち「転職意欲」の項目を「中または高」と入力済であるユーザーの割合を見ると、

2022年10月~2023年9月の間に51%を超えていることがわかっています。

MAUの推移

さらにアクティブなユーザーも増えております!こちらは2022年7月~2023年8月ごろまでのLAPRASにおけるMAUの推移です。波はありますが全体として右肩上がりの成長を続けています。

転職顕在層(転職意欲:中・高)の推移

最後に、こちらは転職顕在層(転職意欲:中・高のユーザー)の推移です。2022年7月~2024年1月にかけて、毎月安定的に増加していることがわかります。転職意欲:中、高のそれぞれを個別に見ても増加傾向にあることから「LAPRAS全体で転職意欲の高いユーザーが増えている」ことがデータからも確かめられております!

なぜ転職顕在層が増えたのか?

LAPRASはリリースからの4年以上にわたって、エンジニアの方々に満足いただけるよう様々な機能追加をおこなってきました。MAU、そして転職顕在層が増えていったのは、こうした新機能がエンジニアの方々から前向きに評価していただけたことが一つの要因と思っております!

LAPRASに追加された新機能

具体的にどういった機能が追加されたのか、主だったものをご紹介します!

Activity Logグラフ機能(βプログラム)

LAPRASの連携先データベースでの活動履歴=Activity Logをグラフ化する機能です!データソース別のActivity Logが月単位でグラフ化されます。過去12ヶ月間、どんな活動をしていたかがひと目でわかります。

技術力スコアの計算にZennを参入

170万人の中から相対評価で技術力を数値化する「技術力スコア」。2023年1月から、この技術力スコアの算出方法にZennを追加しました!それ以前もユーザーがZennで執筆した記事をポートフォリオに自動追加する機能はありましたが、技術力スコアには追加されていませんでした。この機能追加によって、ユーザーがZennで書いた記事へのいいね数が技術力スコアの算出に反映されることになります。

LAPRAS EXP

「LAPRAS EXP」は、エンジニアの方々が行うアウトプット活動を定量的に可視化する指標です!2023年2月から第一弾として、技術ブログサイト(Zenn、Qiita)への投稿記事をスコア化する機能が実装されました。

LAPRAS EXPにGitHubが追加

2023年4月からは「LAPRAS EXP」のスコア算出に第二弾として「Github」が追加されました!Github上でのPull Request活動に応じてスコアが加算されるようになります。これ以前にもGithubでの活動は技術力スコアへ加算されていましたが、この機能追加により活動量も可視化できるようになりました。

市場価値スコア(α版)を公開

2023年11月には「市場価値スコア(α版)」が公開されました!

「市場価値スコア(α版)」は、エンジニアの方々の「転職マーケットにおける競争力」を表す指標です。LAPRASに蓄積された求人情報とその年収情報を元に「どの職種・年収帯で、どのようなスキルが求められるか」を表すスコア条件を算出します。それを登録ユーザーの職歴情報(職歴、職務要約、活かせる経験・スキル)と比較して、どの程度スキル条件をクリアしているかを判定、スコア化する仕組みです。

この機能によって技術的スコアだけでは反映されにくかった実務上の経験値や、秘匿性の高い業務経験なども市場価値として数値化できるようになりました。※企業側からは「市場価値スコア(α版)」は見えません

LAPRASが転職顕在層から支持される理由

ここで、ご紹介してきた新機能のポイントをまとめてみましょう。

  • より多角的なデータからスコアが算出できるようになった
  • アウトプット活動量を定量的に可視化できるようになった
  • 市場価値の数値化など、新たな評価指標が増えた

こうした点がエンジニアの方々に満足していただいた結果、LAPRASの活性化につながり、転職顕在層も増えていったのではないか、と思っております!

エンジニア採用担当者の負担軽減にも寄与

今回ご紹介してきた新機能は、LAPRAS SCOUTユーザーである採用担当者の方にも役立つものです。なかでも「市場価値スコア(α版)」による職歴入力率の上昇は、採用担当者の方の負担軽減にもつなげられているのではないかと感じております!

少し前までは、技術記事などのアウトプットから候補者の人となりを理解し、それをカスタマーサポートや社内エンジニアの方と協業しながら、エンジニアの方に寄り添ってダイレクトリクルーティングを行うことで、エンジニアの方に納得されすいスカウトが送付できたり、高いマッチングが実現できたサービスでした。

ただ、エンジニア出身ではない人事部門の担当者がそれを行うのは簡単ではありません。ですので社内のエンジニアに協力してもらうようにアドバイスをしておりましたが、体制づくりに苦労するというお声をいただいていたのも少なくはないです。

しかし、職歴入力率があがったことで、エンジニアスキルの知見の少ない人事担当者の方でも職歴情報から候補者の方の人となりを理解しやすくなったため、より簡単にハイスキルエンジニア採用がしやすくなっております。

おわりに

今回は「転職潜在層に強いサービス」と思われがちなLAPRAS SCOUTが「転職顕在層へのアプローチがしやすくなった理由」について解説してきました。

さまざまな新機能の追加によって転職顕在層であるユーザーが増加し、以前よりも多角的なデータから候補者を評価できるようになりました。また、採用担当者の方にとっても、候補者選びの判断材料が得やすくなっています。

「昔のイメージがあって、まだ手が出せずにいた」という採用担当者の方は、ぜひこの機会に新しいLAPRAS SCOUTをお試しください!

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