はじめに
候補者と企業がライトにお互いへの興味を伝えられる手段として、LAPRAS SCOUTには「興味通知」という人気機能があります。他媒体にも同じような効果を持つ機能は実装されていることも多く、これらの機能を最大限に活かし効果的なエンジニア採用に繋げていくにはどうしたらいいのかを分析しました。
①企業からLAPRASユーザーへの興味通知の送信
②LAPRASユーザーが興味通知へ反応 (「興味あり」「わからない」など)
③企業からLAPRASユーザーへのメッセージ送付
④LAPRASユーザーからメッセージに対する反応
という流れの中で「②LAPRASユーザーが興味通知へ反応 ⇒③企業からLAPRASユーザーへのメッセージ送付」のスピード感は特に重要です。
今回は、LAPRASの興味通知に対する返信スピードによって、どのような変化があるのかを調べてみました。
LAPRASの興味通知機能とは
興味通知機能とは、LAPRAS SCOUT上のタレントプールにLAPRASユーザーを入れることで、そのLAPRASユーザーに対して興味があることを示すことができる機能です。
タレントプールに追加するだけで、簡単に、そして迅速にアプローチできるこの機能は、LAPRAS SCOUTの数ある機能の中でも人気の高いもののひとつです。そこで気になるのが、効率的な運用方法。LAPRASユーザーが興味通知にリアクションをしてから、どれくらいのスピード感でアクションを起こすべきなのか、LAPRASが独自で調査してみました。
数値でみる「興味通知」
※2022年1月以降の数値を集めたものとなります。
※興味通知への反応は「興味あり」or「わからない」と反応した場合に絞っています。
企業から送った興味通知3万6784件に対して、LAPRASユーザーから「興味あり」or「わからない」の反応があるのは10%である3557件(内訳:「興味あり」5%、「わからない」5%)。現在、エンジニアの転職市場は売り手市場となっており、多くの企業からのアプローチがある中で、本当に魅力を感じる企業との接点を求める候補者が多数を占めています。この時点で残った候補者は、採用に結びつく可能性のある人材だと捉えることができます。そういった候補者に対し、しっかりとメッセージをお送りしている企業がその内68%。そして、そこからメッセージに対して返信があり、選考に前向きな関係性を築けるようになるのが、約半数の41%・1007件です。
次はここから更に踏み込んだ数字を見てみましょう。
素早い反応で積極的に動く候補者の興味を逃さない
続いて注目したのが以下の数値です。
興味リアクションがあった候補者にスカウトを送付し「返信があったケース」「返信がなかったケース」に対する、企業側からのスカウト送付のスピードについての比較表が下記です。
候補者から「返信あり」を獲得している企業の約半数である45%が、1日以内にリアクションを起こしていることがわかります。
送られてきた興味通知に対するリアクションは、候補者にとって最初の自発的なアクションです。その機を逃さず企業側から迅速なメール対応で、候補者の転職に関する興味関心が高いタイミングで接点を持つ事ができるのです。
終わりに
今回の記事では、LAPRAS SCOUTの興味通知機能について、分析していきました。これらの情報を元に候補者に対して迅速かつ的確なアプローチを行うことが重要だと理解いただけましたでしょうか?
LAPRAS SCOUTではメールやslackでの通知機能など、候補者からの反応をいち早く察知し、対応する機能もございます。もし、LAPRAS SCOUTの活用をご検討したいという方は、こちらより資料の請求をお願いいたします。
LAPRAS SCOUTだけではなく、様々な採用媒体において候補者とのやりとりをスピーディーに行うことは重要なこととなります。今回の記事を参考に候補者とのやりとりをスピーディーに対応していきましょう。