1年でエンジニア11名を獲得!カルチャーフィットする仲間が次々に集まるNintの採用戦略とは?

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「自社の課題・カルチャーにマッチする仲間が次々に集まる」
エンジニア採用でそんな状態を実現できたら、まさに理想的だと思いませんか?
この記事では、1年間にわたる取り組みで11名の採用に成功したNintさんの取り組みをご紹介します。
LAPRASを通じて実際に採用体験をされた方々の声も合わせてご紹介し、どのように自社にマッチする仲間を集めることができたのかお聞きしました!

プロダクトディビジョン
ユニットリーダー
田 瀟逸(でん・しょういつ)さん(写真中央):
2018年にエンジニアとしてキャリアをスタートし、2024年に株式会社Nintへ入社。プロダクトディビジョンに所属し、生成AIを活用した 「Nint ECommerce」 の新機能 「Nint AI」 の開発をリードする中心メンバーとして活躍。アーキテクチャ設計から実装、最適な開発プロセスの構築まで幅広く携わる。また、技術イベントでの登壇経験も豊富。『ちいさく始めるプラットフォームエンジニアリング』 を執筆。AWSを活用したシステム開発にも精通し、特に Lambda を愛用。社内外で技術発信を行いながら、開発の効率化やエンジニア組織の成長にも貢献している。

デベロップメントUnit
エンジニア
中川 翔太さん(写真左):
音楽大学を卒業後、エンジニアリング技術を活かしフリーランスとして活躍。その後起業し、代表兼CTOとして、技術選定や開発組織のマネジメントを経験。2024年に株式会社Nintへ入社し、「Nint AI」 の開発や既存システムのリプレースを担当。エンジニア組織の価値観に共感し、転職を決意。技術とビジネスの両面からプロダクトの成長に貢献している。

中途採用担当
下 康一さん(写真右):
法人営業職を経て、Web系ベンチャー企業の人事担当者に抜擢され、ひとり目の専任人事として通算300名以上の採用に携わる。採用・労務・就業規則等の整備と人事業務全般の経験を評価され、2022年10月、株式会社Nintにジョイン。労務担当からスタートし、現在は中途採用をメインに新卒採用もおこなっている。

◎昨年公開された前回インタビューも合わせてお読みください。

株式会社Nint
2018年4月創業。「データで世界を自由にする」をミッションに掲げ、ECデータ分析サービスを提供する株式会社Nint。日本のEC事業者向けデータ分析サービス「Nint ECommerce」、中国越境EC向市場データ分析サービス「Nint China データソリューション」、EC事業者向けビッグデータ解析プラットフォーム「dataNexus」など、独自のビッグデータを活用した多様なサービスを展開している。

Nint AI
Nint AI は、株式会社Nintが提供する 「Nint ECommerce」 の新機能であり、生成AIを活用した高度なデータ分析支援ツール である。EC市場の膨大なデータをAIが解析し、ユーザーが求めるインサイトを直感的かつスピーディーに提供する。
Nint AI は、データ活用のハードルを下げ、「データで世界を自由にする」 というNintのミッションを具現化する革新的なプロダクトである。


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※記事中に「LAPRAS SCOUT」の文言がある場合は「LAPRAS」と読み替えてください。

「課題のある環境」にエンジニアとして心惹かれた

― まずは田さんの転職のきっかけについて教えてください。

田: 実は、最初から転職を考えていたわけではなかったんです。LAPRASの市場価値診断機能を利用し、自分の技術スコアや評価を確認するために登録していました。技術力を可視化できるのが面白く、エンジニアとしての成長を客観的に測れるのが魅力でした。

― LAPRASのどのような部分が面白いと感じていますか?

田: 一番の魅力は、GitHubの活動や技術ブログの情報が一括で確認できる点です。採用する側にとっても、自分の技術スタックや過去のプロジェクトが一目で伝わるので、スカウトの内容も的確なものが多かったですね。また、私はLAPRASのスコアを上げるのが楽しく、技術的な貢献を続けるうちに自分の成長の指標として活用するようになりました。現在は、技術力・ビジネス力・影響力の3項目すべてでゴールド評価を獲得しています。

― スカウトを受けたとき、ご自身のどのような経験やスキルが評価されたと感じましたか?

田:これまでシステムリプレースの経験を積んできたことや、Yii2フレームワークを使ったプロジェクトでの実績が評価されたのではないかと思います。また、LAPRASを通じて技術スコアやプロジェクト履歴も見られていたと思うので、幅広い技術領域に携わってきた点も強みとして伝わったのではないでしょうか。

― 田さんは、Nintのどのような点に興味を持たれたのでしょうか?

田: 私は「課題解決のエンジニア」として、技術的な挑戦ができる環境を求めていました。Nintが進めている大規模なシステムリプレースのプロジェクトに惹かれました。前職でも長くシステムリプレースに関わっていたので、その経験を活かせると考えました。また、エンジニアとしての裁量が大きく、成長できる環境があると感じたことも大きな決め手でした。

― 転職を決めたのはどのタイミングでしたか?

田: 実は、当時2つの企業からお声を掛けてもらっていて、両方から内定をいただいていました。他社の条件も魅力的でしたが、Nintが抱えている課題が自分のスキルとマッチし、自分のスキルを最大限活かせるプロジェクトだと感じたため、最終的にNintを選びました。技術的な挑戦を求める自分にとって、最適な環境だと確信したのが大きかったですね。

― 現在はどのような業務を担当されていますか?

田: 現在は『Nint AI』という新しいプロダクトの開発を推進しています。データ解析を行い、ユーザーに最適なインサイトを提供するツールで、生成AIを活用した新機能の開発にも関わっています。これまでの経験を活かしながら、新たな技術にも挑戦できる環境です。

― 入社当時、Nintのエンジニア採用や技術組織にはどのような課題がありましたか?

田: 入社当時は、エンジニア採用のプロセスが体系化されていない部分があり、技術面談の基準も曖昧でした。スカウトの文面も、エンジニアの視点から見ると魅力が伝わりにくい点があったと思います。そこで、面談時の技術的なディスカッションの充実や、スカウトの質を上げるための調整を行いました。

― エンジニア採用に関してどのような変化がありましたか?

田: 私は採用活動を「理想のエンジニア組織を作るための仲間探し」として捉えています。エンジニアリングに対して前向きに勉強し続ける高い意識を持った人たちが集まれば、互いに刺激し合い、知識を共有し、常に最新の情報をキャッチアップできる理想的な集まりになります。そのため、Nintでは技術的な向上心を持ち、学び続ける姿勢を大切にするエンジニアを積極的に採用していきたいと考えています。

― 技術ブランディングについても取り組まれていると聞きました。

田: はい。技術ブランディングの強化のため、AWS主催の「生成AI Frontier Meetup」に登壇しました。社外のエンジニアとも交流し、Nintの技術力をアピールする機会を増やしています。社内でも勉強会を開催し、エンジニア間での情報共有を活発に行っています。

― エンジニア組織としてのNintの魅力は何でしょうか?

田: Nintのエンジニア組織は非常にフラットで、技術選定から開発スケジュールまで、エンジニアが主体的に関わることができます。自由度が高く、技術的な挑戦ができる環境です。最新の技術をキャッチアップし続けるのは一人では難しいですが、ここでは皆が情報共有し、成長できる環境が整っています。

― 現在感じているやりがいや今後の目標について教えてください。

田: Nintでは、エンジニアが主体的に動ける環境が整っています。現在のやりがいとしては、『Nint AI』の開発を通じて、より良いデータ活用の仕組みを作ることです。今後の目標としては、技術力をさらに高めながら、エンジニア組織全体の成長にも貢献したいと考えています。また、技術ブランディングの強化にも取り組み、Nintをより多くのエンジニアに知ってもらうことも重要なミッションの一つだと考えています。

「理想のエンジニア組織」が作れる仲間を求めて、自身のスキルを最大限活かせるNintを選んだ田さん。次にご紹介する中川さんが転職を決意したのは、その田さんと会話したことがきっかけでした・・・。

カジュアル面談で確信した、理想の開発環境

― 中川さんの転職の経緯について教えてください。

中川: 昨年6月頃から情報収集を始め、10月頃から本格的にLAPRASを活用してポートフォリオを充実させました。転職を強く意識していたわけではありませんが、エンジニアとして次のステップを考え始めていた時期でした。

― LAPRASのどのような点が役立ちましたか?

中川: LAPRASは技術スコアを通じて、自分のスキルが企業側に伝わるのが良かったです。また、技術ブログやGitHubの内容を見た上でスカウトしてくれる企業が多く、ミスマッチが少ないと感じました。他の媒体では「なんとなく年齢層や職務経歴で送っているのでは?」と感じることもありましたが、LAPRASでは技術的にフィットした企業からのスカウトが届いた点が大きな違いですね。

― Nintのどのような点に魅力を感じたのでしょうか?

中川: 実は、転職を決意した一番の理由はカジュアル面談で田さんと話したことです。エンジニアとしての感性が非常に近く、「この環境なら自分の技術を最大限活かせる」と強く感じました。加えて、NintのMVV(Mission, Vision, Value)にも共感しました。特に「データで世界を自由にする」というミッションが、自分がエンジニアとして取り組みたいことと合致していました。

― カジュアル面談ではどのような話をされたのですか?

中川: 1時間以上、最新技術の話や開発手法について語り合いました。その中で、田さんが推進している『Nint AI』の開発方針や技術選定の話を聞き、「この環境で一緒に開発したい」と思いましたね。また、技術的な課題にどのようにアプローチしているのか、現場のエンジニアがどのように裁量を持っているのかなど、かなり突っ込んだ話ができました。

― Nintの採用プロセスはスムーズでしたか?

中川: 非常にスピーディーでした。カジュアル面談から最終面接まで約2週間で、最終面接の当日にはオファーが出て入社を決めました。過去の転職活動ではプロセスが長引くこともありましたが、Nintは意思決定が早く、エンジニアを大切にしていると感じました。

― 現在はどのような業務を担当されていますか?

中川: プロダクト開発と技術負債のリプレースを担当しています。レガシーコードのリファクタリングを進めつつ、新機能の開発にも関わっています。また、新規サービスの提案も積極的に行い、ビジネスサイドとも連携しながら開発を進めています。入社してすぐに「こんな機能があると良いのでは?」と提案したところ、すぐに試作に取り組める環境だったので、驚きました。

― 入社後の環境はどうでしたか?

中川: 面接時に聞いていた内容とほとんどギャップがなく、スムーズに業務に入ることができました。自由度が高く、主体的に動ける環境なので、エンジニアとしての成長も実感しています。特に、Nintの技術コミュニティが活発で、エンジニア同士で頻繁に知見を共有できるのは大きな魅力ですね。入社後の3ヶ月目には社内プレゼンの機会があり、自分の考えを経営陣に直接伝えられる環境も素晴らしいと感じました。

― 現在感じているやりがいや目標を教えてください。

中川: 現在は、エンジニアとして新しい技術を試しながら、より良いプロダクトを作ることにやりがいを感じています。特に、『Nint AI』のプロジェクトは、データを活用して価値を生み出すという点で非常に面白く、挑戦しがいがあります。また、エンジニアとしてだけでなく、事業全体を見渡しながらプロダクトの方向性を考えることも重要だと感じています。

今後の目標としては、技術負債をさらに削減し、新しい開発フローを確立することです。また、エンジニア組織としての強化も図り、技術的に挑戦し続けられる環境を作っていきたいですね。

ひとりの採用が、次なる仲間の採用につながる・・・。カルチャーフィットする仲間が次々に集まる理想的な採用の流れを実現したNint。その裏側でどのような工夫や取り組みがあったのか、下さんにお聞きしました。

質の高いマッチングを実現し、より理想的な開発環境を構築していく

― Nintにおけるエンジニア採用の背景について教えてください。

下さん: 2023年11月頃、事業拡大に伴い11ポジションのエンジニア採用計画が立ち上がりました。それまで年間2~3人程度の採用でしたが、成長に向けた本格的な採用強化が必要となったためです。上海にあった開発拠点が日本に移ったこともあり、現在は国内のエンジニアチームを主体に開発を進めています。

― 採用手法としてLAPRASを導入された経緯は?

下さん: 採用計画が大幅に拡大する中で、従来のエージェントや求人媒体だけでは求める人材を確保するのが難しいと感じていました。LAPRASはエンジニアの技術スコアやGitHubの実績が見えるため、技術的にフィットする人材にアプローチしやすいのが魅力でした。導入当初は、スカウトの返信率が思うように伸びなかったものの、エンジニア目線でスカウト文面を改善したことで、徐々に成果が出始めました。

― 田さんの採用に至るプロセスは?

下さん: 田さんに関しては、まさにLAPRASの仕組みを最大限活用した成功例ですね。技術スコアやプロフィールをチェックし、エンジニアの視点で「この方ならNintにマッチする」と確信を持てる内容でした。特に田さんが「課題解決のエンジニア」としてのスタンスを持っていた点が決め手でしたね。

― 中川さんの採用にもLAPRASが影響を与えたと聞きました。

下さん: そうですね。本人に話していただいたように、中川さんは田さんとのカジュアル面談をきっかけに、転職を決意されました。エンジニアとしての感性が近く、技術的な会話で盛り上がったことが決定打だったようです。LAPRASで適切なマッチングができていたからこそ、こうした出会いが生まれたのだと思います。

― 最終的に11ポジションの採用は成功したのでしょうか?

下さん: はい。LAPRASを活用したスカウトと、エージェントや他の採用チャネルを組み合わせることで、計画通りの採用を達成することができました。採用が本格化してから約1年で、多くの優秀なエンジニアを迎え入れることができたのは大きな成果です。

― 採用活動の中で感じた課題はありましたか?

下さん: やはり、最初の2~3ヶ月はスカウトの反応が思うように得られず、試行錯誤の連続でした。どのようなメッセージがエンジニアに響くのか、企業の魅力をどう伝えるべきかを何度も調整しました。また、技術的な部分をしっかり理解しているエンジニアが採用プロセスに関わることの重要性も実感しました。

― 今回、ハイスキルなエンジニアの採用に成功した要因は何だと思いますか?

下さん: 一番大きいのは、現場のエンジニアをうまく巻き込んで協力が得られたことですね。現場のエンジニアが採用に関与し、候補者と技術的な視点で直接対話できたことで、より精度の高いマッチングが実現したと感じています。田さんや中川さんのように、技術力のある人材が採用に関わり、候補者と直接対話することで、Nintの環境を正しく伝えられたのだと思います。また、単なる採用活動ではなく、入社後の成長環境を提供できるような仕組み作りも重要でした。

― 今後の採用の目標について教えてください。

下さん: Nintは今後も技術力の高いエンジニアを採用し、組織の成長を支えていきます。特に、『Nint AI』の開発をはじめ、データ活用の分野でより高度な技術を持つ人材を求めています。また、社内外での技術発信を強化し、エンジニアが活躍しやすい環境を作り続けることが目標ですね。

― 本日はありがとうございました!


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