少ない母集団からQAのスペシャリストを見つけ出す。想いを伝え切ったマネーフォワードの採用活動

エンジニア採用の中でも、母集団が少なく採用が難しいとされているQA(Quality Assurance / 品質保証)エンジニア。その難しさの中、LAPRAS SCOUTを活用してQA組織の強化に繋がるQAのスペシャリストを副業で採用した株式会社マネーフォワード。QAエンジニア採用に結びついた社内の意識の改革と、今後のQA組織構築へ向けてのLAPRAS SCOUTの活用方法を、同社の人材採用部の村田さん、QAグループリーダーの森田さんから伺いました。

《プロフィール》

People Forward本部 人材採用部
村田 碧さん(写真右):
大学で社会福祉を勉強後、IT・セキュリティ関係の財団へ就職。庶務や広報業務に従事。その後SIerに転職し、新卒・中途エンジニア採用担当として経験を積む。2018年に株式会社マネーフォワードへ入社し、現在はコーポレート職・エンジニア職・デザイナー職の採用全般を担当している。

HRソリューション本部
Product Development部 QAグループ グループリーダー
森田 麻沙美さん(写真左):
新卒で入社した企業でQAエンジニアとして経験を積み、管理部門などを担当した後、2021年2月に株式会社マネーフォワードに入社。
現在は、事業者向けバックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」のHR領域全般のQAエンジニアとして活躍。立ち上げ期であるQA組織のリーダーとして数多くのプロダクトに従事している。

株式会社マネーフォワード
「お金を前へ。人生をもっと前へ。」
サービスを通して個人や企業のお金の課題を解決し、ユーザーの人生をポジティブなもの、前向きなものにしていくために、2012年5月に誕生しました。
私たちのサービスを通して、個人のお金の悩みや不安が解消し、企業の経営が改善して国内の生産性が向上する、日本でNo.1の「お金のプラットフォーム」になることを目指します。

探していたのは、立ち上げフェーズのQA組織をゼロから一緒につくっていってくれる人

ー LAPRAS SCOUTの導入の経緯を教えていただけますか?

村田:エンジニア採用に関して、今までに探せていなかった層にアプローチできる手段として、LAPRAS SCOUTを導入しました。これまでの採用媒体でいうと、職務経歴情報に限られたものが多かったのですが、LAPRAS SCOUTなら、技術力スコアやスキルタグといったエンジニアリングスキル、そしてGitHub、Qiitaなどのアウトプットから候補者を探しにいけるという部分に魅力を感じました。

ー LAPRAS SCOUTの運用方法について教えていただけますか?

村田:マネーフォワードでのダイレクトリクルーティングの流れとしましては、各事業部から採用要件をいただき、それをもとにLAPRAS SCOUTを含めた各採用媒体で人事部が候補者をリストアップします。そのリストからどなたにお声がけをするかを各事業部の採用担当と決め、スカウトメールなどのアプローチを開始するといった流れです。その後のカジュアル面談などは基本的に採用部署のエンジニアが行うことが多いですね。今回のQAチームの採用担当が、本日同席している森田です。
森田:よろしくお願いします。

ー今回のQA組織立ち上げに至った背景を教えてください。

森田:現在、事業者向けバックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」のHR領域では、「マネーフォワード クラウド給与」「マネーフォワード クラウド勤怠」「マネーフォワード クラウド社会保険」「マネーフォワード クラウドマイナンバー」を提供し、今後も複数サービスの新規リリースを予定しています。利用ユーザーが増えている中で、パフォーマンス観点の品質も重要視しています。それらを解決していく手段としてQA組織の立ち上げは不可欠でした。そして2020年12月、HRソリューション本部でQAチームが組織されました。チームの歴史としてはまだ浅く、QA組織の立ち上げ期をゼロから一緒につくりあげてくれる方が今回のターゲットでした。
立ち上げにあたって、マネーフォワードが目指すQA組織についての想いをnoteに綴り、外部に発信しました。

◎参考:マネーフォワード クラウド HR領域のQAチーム リーダー 森田さんのnote
QA組織立ち上げ奮闘記〜想いが人を吸い寄せる〜

◎参考:マネーフォワード クラウド HR領域のQAチームを立ち上げた黒沢さんのnote
なぜ いまHR領域でQA組織を立ち上げるのか?立ち上げに込めた想い

スキルの高い人材を副業で採用することで、チームとしての熟練度をあげる方向へ

ーQAエンジニアの採用は難しいと聞いていますが、いかがでしたか?

森田:当初は正社員として活躍してくださるQAエンジニアを探していたのですが、なかなか採用は難しく…。LAPRASに登録されているエンジニアをリサーチしてみたところ、「QAエンジニア」の数はとても希少だと感じました。LAPRASに登録されているエンジニアの方々は、GitHubやQiitaなどへのアウトプットが活発な開発エンジニアの方が多く、QAエンジニアへはまだ浸透しきっていないのかな、と感じています。実際に私もLAPRASへの登録はしていませんでした。

ーそんな中で今回採用できた方はどういった方だったのですか?

村田:LAPRAS上に登録しているQAエンジニアは希少というお話をしましたが、逆に登録されている方はQAエンジニアとして多くの経験・知見をもち、アウトプットも充実している方が多い印象です。今回、副業で採用となった方も、他企業でQAチームの立ち上げにも携わり、QAに関するイベントでは登壇もされているようなハイスキルの方でした。こういった方にお手伝いいただければ、QA組織としての熟練度を格段にあげることができるのではと考え、正社員での採用だけではなく副業でのジョインも視野にいれて、スカウトの候補に挙げました。

森田:人事からこの方の情報をいただいて拝見したところ、QA組織に対する考え方・目指すべきビジョンもマッチしていましたし、「ぜひ一緒に働きたい」と思いました。現職で担っている役割も大きい方ですし、「正直難しいのでは」とは思いましたが、「興味があればお話だけでも」というスタンスでアプローチしたところ、カジュアル面談の機会をいただけました。
カジュアル面談では、勤務条件やお願いできそうな業務内容をある程度擦り合わせていきました。結果、マネーフォワードが考えるQA組織のあり方にも共感していただき、QAスペシャリストとしてアドバイザー的・メンター的な立ち位置で、立ち上げ期のQAチームを支えてくださることになりました。副業での参加となりますので時間は限られてはいますが、私を含めたQAチームの課題を解決に導く、壁打ち相手・相談相手として活躍していただいています。限られたQAチームの人数で強力に前進、ベースとなる部分を強化していくには、最適な採用ができたと感じています。

村田:LAPRAS SCOUTを活用することで、勉強会やカンファレンスで登壇するようなハイスキルの人材を探し出し、積極的にアプローチができ、採用に繋げることができる。これは私たちにとっても嬉しい発見でした。

connpassやTwitterなど、よりひろい母集団から候補者を探していきたい

ー今後のLAPRAS SCOUT活用のビジョンはありますか?

森田:QAチームの人員としては、まだまだ増やしたいとは思っていますので、今後もLAPRAS SCOUTを活用した候補者リサーチは続けていきます。しかし、QAエンジニアの数を集めることを考えたときに、レコメンド機能だけでは難しそうに感じているのが正直なところです。そんな中で私たちが期待しているのが、LAPRAS SCOUT EXTENSIONです。connpassなどからQAエンジニアに関連したイベントを探し、候補者リサーチなどで活用していきたいと模索中です。今まで見つけることができなかった候補者の方と、新しい接点がつくれるのでは、と考えています。

ー最後にこの記事を読む方へメッセージなどはありますか?

森田:私自身が掲げる最終目標は「QAチームを必要としない開発組織であること」。開発をするエンジニア自身が品質保証ができるようになるのが理想だと思っています。もちろんこれを実現するのは、簡単なことではありません。「QAとは?」「品質とは?」という啓蒙活動を続けながら、開発エンジニアとともに、より魅力的なプロダクトを提供していければ、と思っています。

村田:マネーフォワードではQAエンジニアをはじめ、様々なポジションのエンジニアを募集しています。金融に関わる事業という部分から、「カタイ会社なのでは?」というイメージを抱かれることも多いのですが、実際はそんなことはありません(笑)。新しいプロジェクトの立ち上げなどは少人数で行うことも多く、ベンチャーならではのスピード感もまだまだ持ち合わせています。

「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションとし、常に新しい事業・サービスへの挑戦を続けるマネーフォワードでの経験は、チャレンジングなことが多く刺激的なものになると思います。ご興味ある方はぜひ一度カジュアルにお話だけでもできたらと思います!

ー 本日はありがとうございました!

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