スカウトメール返信率75%!採用のプロとデータを最大限に活用する、Nint流・エンジニア採用成功のポイント

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ECデータ分析サービスを提供する株式会社Nintは、2023年12月よりLAPRAS SCOUTを導入しました。「LAPRAS SCOUTのカスタマ―サクセスの協力もあって、徐々に成果は上がってきた」と語るのは、同社の採用担当者として活躍する下 康一さん。返信率を大幅に向上させ、バックエンドエンジニアの採用を実現した下さんに、LAPRAS SCOUTでの採用を成功させるポイントや導入後の成果についてお話をうかがいました。

《プロフィール》
中途採用担当
下 康一さん:
法人営業職を経て、Web系ベンチャー企業の人事担当者に抜擢され、ひとり目の専任人事として通算300名以上の採用に携わる。採用・労務・就業規則等の整備と人事業務全般の経験を評価され、2022年10月、株式会社Nintにジョイン。労務担当からスタートし、現在は中途採用をメインに新卒採用もおこなっている。

株式会社Nint
2018年4月創業。「データで世界を自由にする」をミッションに掲げ、ECデータ分析サービスを提供する株式会社Nint。日本のEC事業者向けデータ分析サービス「Nint ECommerce」、中国越境EC向市場データ分析サービス「Nint for China」、EC事業者向けビッグデータ解析プラットフォーム「dataNexus」など、独自のビッグデータを活用した多様なサービスを展開している。


<サービスリニューアルのお知らせ>

法人向け採用サービス「LAPRAS」(旧:LAPRAS SCOUT)が新しくなりました!

◆採用課題に合わせた4つのプランをご用意
運用代行、自社運用、成功報酬特化型などバリエーション豊富!

・ミドル~シニアエンジニア採用に強い高品質DB
・コスト削減、工数削減など多様な採用ニーズに対応!
・プランごとの違いがひと目でわかる比較表アリ

新しいサービスサイトで詳細を見る

※記事中に「LAPRAS SCOUT」の文言がある場合は「LAPRAS」と読み替えてください。

LAPRAS SCOUT導入の決め手は工数削減とデータ量

ー LAPRAS SCOUTを導入した経緯をお聞かせください。

去年の9月頃に、複数のポジションでトータル11名のエンジニア採用を目指すプロジェクトがスタートしたことがきっかけでした。

それまでも採用サービスやエージェントを利用して、年間2〜3名ほどのエンジニア採用をおこなっていましたが、現場のエンジニアの工数が多く負担になっていたので、従来と同じやり方で10名以上採用するのは難しいと考えました。そこでエンジニアに特化した採用サービスをいくつか検討した結果、昨年12月にLAPRAS SCOUTの導入に至りました。

ー 数あるサービスの中から、LAPRAS SCOUTを選んだ決め手を教えてください。

採用担当者と現場のエンジニアが費やすリソースのバランスが良い点と、常にアプローチし続けていけるだけのデータベースを持ち合わせている点です。他媒体と比較した際に、データクレンジングなどの少しニッチなポジションの方もデータベースに一定数いる点も魅力的でした。

現在、私を含む2名体制で運用しており、興味通知はデイリーで平均10件ほど送信しています。導入から半年にわたって送信し続けられているのは、採用工数を削減できるシステムと、豊富なデータ量があってこそだと感じています。

ー 興味通知を送信するエンジニアは、どのように選定していますか?

例えばバックエンドの場合、まず経験年数で検索をかけています。理想としては5年、最低でも3年くらいが目安です。当社はEC事業に対するサービスを提供している会社なので、EC関連の職務経験を持つ方であれば、経験が少なくても送信しています。

経験年数以外で必ずチェックするのは、居住地、やりたいこと、職務要約、言語、近年の活動です。近年の活動では、どういったイベントや勉強会に参加されているかがわかるので、興味・関心のある言語や業界を把握できます。また、参加している数が多い方は交流に積極的な印象を受けるので、コミュニケーション能力が高い、もしくはコミュニケーションに苦手意識がない方という推測をしています。

ー 候補者のデータはどのように管理していますか?

興味通知を送信済み、スカウトメール送信済み、カジュアル面談済み、選考中、内定、お見送り、転職意欲の変更待ちと、状況ごとにリスト化したタレントプールを作成して管理しています。

お見送りになった方をタレントプールに入れているのは、「現時点での当社の体制上、ジョインしていただいてもオーバースペックになってしまう」という理由で見送ったケースもあるためです。しかるべきタイミングで再度アプローチできるように、中長期的な視点で候補者情報を整理しています。

カルチャーフィットを重視し、チーム全体で取り組む選考体制

ー 興味通知を送った後のフローや、現場のエンジニアとの協力体制について教えてください。

興味通知のタイミングで先方からリアクションがあればそのまま面談フローに進み、なかった場合はスカウトメールを送信する流れです。

スカウトメールを一人ひとりに合わせてカスタマイズするために、エンジニアは、タレントプール内の候補者のプロフィールから、スカウトメールに入れ込むべきポイントを3つほどピックアップし、スカウトコメントを行います。

それをもとに、採用担当者がメールを作成・送信しています。

ー 現場のエンジニアに気持ちよく協力してもらうために、工夫していることはありますか?

忙しいなか時間を割いて協力してもらうので、採用担当側でできることを最大限おこない、現場を巻き込んでいくことを意識しています。ただ、ありがたいことに当社のエンジニアはとても協力的で、採用業務も「頼まれたから」ではなく、自分ごととして考えて動いてくれる方が多いんです。作業だけではなく現場目線からみたアドバイスなども積極的にしてくれるので、私としては非常にやりやすい環境ですね。

採用業務に限らず、会社のカルチャーとしてチーム全体のハッピーを考えて行動できる社員が多く、そのおかげで協力体制がうまく構築できていると感じています。

ー カジュアル面談も現場のエンジニアが担当するのでしょうか?

そうですね。私が面談のセッティングをおこないますが、実際にカジュアル面談をおこなうのは現場のエンジニアです。カジュアル面談後は、担当した現場サイドの意見を聞きながら、選考に進んでいただくかを判断します。選考に進んだ場合、面談は一次、二次、最終選考の3回実施します。一次はそれぞれのチームのリーダーが担当し、二次は開発部門のマネージャーと別チームのリーダーの2名体制、最終選考はマネージャー、事業全体の責任者、当社代表の吉野の3名体制です。

二次まではオンラインも可能ですが、最終選考は必ず対面でおこないます。スキル面だけでなく、当社のカルチャーにフィットする人物かどうかは、重要な判断基準のひとつだと考えており、画面越しではお互いに理解しきれない部分もあるためです。先ほどもお話ししたように、個人ではなくチーム全体、会社全体のハッピーを追求するマインドを持つメンバーが多いので、個人主義の方は少しやりづらいカルチャーだと思います。

ー 面談に対応するエンジニアにも、カルチャーフィット重視の方針は伝えていますか?

変に役割を与えてしまうと、ぎこちなくなってしまって、かえって本来の人柄が見えづらくなってしまうので、はっきりとは言及していません。感覚的に合う・合わないという部分は、無意識に判断してくれていると思います。採用担当側からお願いしているのは、アトラクトをしっかりお伝えしてもらうことくらいですね。

プロのサポートと継続力で、バックエンドエンジニア採用に成功

ー LAPRAS SCOUTを導入して半年ほどが経過しましたが、どのような成果を感じていますか?

こんなに返信が来るんだ!というのが率直な感想です。

正直に言うと最初の数ヶ月は期待していたほどの反応がなかったのですが、あるときを境に格段に増えましたね。具体的に言うと、導入した12月は4件ほどしか返信をいただけなかったところから、今では返信率が75%まで伸び、バックエンドのポジションで採用が決まった方もいらっしゃいます。

LAPRAS SCOUTのCSチームのサポートを受けながら、諦めずにひたすら送り続けたからこそ、成果に繋がったと思っています。

ー CSチームからは、どのようなサポートがありましたか?

当社の採用方針やカルチャーに合わせて、適切なサポートをしていただきました。求人票の内容にアドバイスをいただいてABテストを実施したり、条件面のマッチだけを重視せずに転職意向度が高いホットユーザーに集中してアプローチしていく方法を教えていただいたり。壁にぶつかったとき、都度相談しながら運用できるので安心感がありました。

自分たちだけで考えて実行するよりも、採用のプロ目線からのアドバイスを素直に受け入れて、まずはやってみるスタンスで取り組めたことが功を奏したと思います。

ー 返信があった候補者を採用に繋げるために、何か工夫していることはありますか?

返信に気づき次第、すぐに日程調整リンクを作成し、できる限り早く面談案内を送っています。

案内が届くまでのスピード感でも「その方を採用したい!」という本気度が伝わると考えているので、タイミングが合えば5分以内に送る場合もありますね。地道に続けた結果、候補者の方の反応が良くなってきたと感じています。

ボトムアップ組織で、横断的にプロダクトに携われる。“Nintのエンジニア”が面白い理由

ー 候補者にアピールしたい、Nintのエンジニアとして働く面白さを教えてください。

Nintではエンジニアのポジションを限定していないので、横断的にプロダクトに関われる点が面白さであり、魅力に繋がる部分だと考えています。「フロントだからデータやインフラには触れない」なんてことはなく、多角的に携わりながらプロダクトへの理解を深められるので、幅広く活躍したい方、フルスタックエンジニアを目指したい方には、非常に働きやすい環境です。

また、当社はボトムアップ組織なので、やりたいことをどんどん発信して、実現に向けて行動できます。「探索プレゼン」という社内制度もあり、入社して3ヶ月後には必ず「Nintに入っての気づき」をボードメンバーにプレゼンする機会もあります。探索プレゼンがきっかけで特別休暇の制度が新しく導入されたり、ミーティングの時間を一律30分にするルールができたりと、現場発信で柔軟に形が変わっていく会社です。

まだまだ可変的な部分がたくさんある会社なので、現在の環境で思うようにアイデア発信やアウトプットを出せていない方に、ぜひ入社していただきたいです。

まだまだ採用したいポジションも複数残っているので、今後もLAPRAS SCOUTを活用しながら、積極的に採用活動を続けていきます。

ー 本日はありがとうございました!


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