技術だけに捉われずに、目的志向を持てる人材を。NoSchoolが優秀なエンジニアリングマネージャーを採用できた理由

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2020年にオンライン家庭教師サービス「マナリンク」を開始し、急成長を遂げている株式会社NoSchool。その成長を支えるエンジニア採用のために2023年からLAPRAS SCOUTを導入しました。独自の視点を大切にした採用戦略で、優秀なエンジニアリングマネージャーの獲得に成功。その成果について、同社のエンジニア採用をリードするCTOのMeijinさんにお話を伺いました。

《プロフィール》
CTO
Meijinさん:
学生時代からプログラミングに情熱を注ぎ、最初はゲーム開発に取り組んでいたが、次第に実用的なツールの開発に興味を持ち始める。クラスメート向けに模擬テストツールを個人開発し、そのツールがクラス全体の平均点向上に貢献した。この成功をきっかけに、教育とITの融合を目指すようになる。

新卒では不動産系企業に入社し、一般的なWebサービスの開発に従事しながら、幅広い技術スキルを磨いた。その後、教育関連のITサービスへの転身を決意し、NoSchoolに参画。オンライン家庭教師サービス「マナリンク」の立ち上げに関わり、地方の過疎化問題に対応するため、Zoomを利用したオンライン教育を推進する。現在は、大学受験から社会人向け資格取得支援、中高生向けのフリースクール事業など、多岐にわたるプロジェクトを担当。個人開発にも積極的に取り組み、技術者としてのスキルを日々向上させている。技術力だけでなく、課題解決能力と目的志向を重視したエンジニア採用に力を入れ、NoSchoolの成長とビジョン実現に大きく貢献している。

株式会社NoSchool
株式会社NoSchoolは2018年に創業された教育系IT企業。創業当初は「NoSchool」という名前の勉強Q&Aサイトを運営していたが、2019年から2020年にかけて事業転換を図り、オンライン家庭教師サービス「マナリンク」を開始した。マナリンクは、大学受験から社会人向けの資格取得支援まで、幅広い教育サービスを提供している。また、地方の過疎化が進む中、Zoomを活用したオンライン教育により、地域間の教育格差是正に貢献している。

マナリンクのサービスは、大学受験市場を基盤としながら、近年では社会人向けの看護や宅建、行政書士といった資格取得支援、中学生や高校生向けのフリースクール事業にも展開を広げている。特に、学校に馴染めない子供たちに向けたオンラインフリースクールの取り組みは、高校受験や高卒資格取得のサポートを提供し、多くの生徒に学びの機会を提供している。

リファラルだけでは接点を持てない、新しい出会いを求めて

― NoSchoolさんがLAPRAS SCOUTを導入した背景を教えてください。

約1年前にLAPRAS SCOUTを導入しました。採用媒体はどこも似たような構造ですが、LAPRAS SCOUTの決め手は成果報酬ではなく固定費である点でした。成果報酬型のサービスだと、例えば年収の30%を支払う必要があったりして、候補者への年収提示にも影響が少なからず出ていたんですよね。その点、LAPRAS SCOUTは完全固定費なので、フラットな提示をしやすかったんです。予算が組みやすく、社内の合意も得やすかったのも大きかったですね。

― コストの計算がしやすいのは大きなメリットですね。

そうですね。キャッシュフローの管理が重要なスタートアップにとって、固定費であることは非常に魅力的です。さらに、LAPRAS SCOUTは私自身も登録していたので、システムの使い勝手や、求職者としての視点からも評価していました。スコアリングのシステムが面白くて、実際に使ってみたいと思いました。

― それが導入の決め手になったわけですね。他にも理由はありますか?

もう一つ大きな理由は、スタートアップやミドルベンチャーに興味を持つ登録エンジニアが多いということです。そういった点から、大手企業だけでなく、私たちのようなスタートアップにも適したサービスだと感じました。求職者のプロフィールが詳細で、会社のカルチャーに合った人材を見つけやすいのも魅力です。これにより、我々のような小規模な企業でも、求職者とのマッチング精度を高めることができます。

― リファラル採用には限界を感じていた?

そうですね。私自身Xで約4000人のフォロワーがいて、イベントなどで知り合いは多かったのですが、それだけでは限界がありました。スタートアップに興味を持つ人たちとは繋がりやすかったものの、実際に適した人材を見つけるのは難しかったです。リファラルは信頼関係がある分、採用のハードルは低いですが、必ずしも自分たちのニーズに合った最適な人材を見つけられるとは限りませんでした。

― なるほど。導入後の運用体制について教えてください。

初めは人事担当者がいて、その方がスカウトを送り、カジュアル面談も担当していましたが、その方が退職することになってしまって…。そこからはCTOである私自身が候補者を探し、スカウトを送りカジュアル面談を行うようになりました。

候補者を絞り込む際には、弊社はエンジニアも基本は出社制となっているので、フルリモート希望の方を除くことや、技術志向が強い方よりも課題解決に興味を持っている方・目的志向の高い方に注目するようにしています。スカウトを送る際には、候補者のプロフィールをよく読み、彼らの将来的なビジョンやNoSchoolのカルチャーにフィットするかどうかを慎重に判断しています。

求めていた、目的志向を持つエンジニアとのマッチング

― LAPRAS SCOUTを導入してからの採用成果について教えてください。

今年4月にエンジニアリングマネージャーの採用に成功しました。2023年12月にスカウトを送り、年明け早々に返信が来て、その後のプロセスが非常に迅速に進みましたね。

― 具体的にどのようなプロセスで採用されたのでしょうか?

まず、LAPRAS SCOUTのレコメンド検索で候補者を見つけ、スカウトを送りました。その後、カジュアル面談を実施。その後選考に進んでいただくにあたって、弊社の代表や事業責任者との対話できる機会をセッティングしました。

実際に入社されたEMの方からの話によると、他企業からも同時にオファーを受けていたそうですね。しかし、NoSchoolのスピード感と、自分のポジションが確約されていること、そしてモチベーションを保ちやすい環境が決め手となり、最終的にNoSchoolを選んでくれたそうです。

― 採用できた方はどんな方だったんですか?

今回採用できたエンジニアリングマネージャーは、技術を武器にするというよりも、目的志向でサービスを組み立てていける人だと思っています。彼はやりたいことの欄に「枯れた技術を使うのが好きだ」と書いていました。限られたスペースにわざわざそのことを書くというスタンスに強い目的志向を感じました。そのため、初めの段階で非常に強く興味を持ちましたね。1月末にオフィスに来てもらい、代表とも話してもらいました。

弊社では決まった選考フローという概念がなく、それぞれの候補者にとって最適な選考を行いたいと思っています。今回の場合も、非常にマッチした方だと感じたので、NoSchoolは選んでもらう側だという意識で選考を進めました。


カジュアル面談の後、代表と話してもらう時間を設けましたのですが、いつもは話のスピードが早い代表が今回の候補者の方とは40分も話していました。

― 技術面についてはどういった選考がありましたか?

今回のEMポジションの場合、志向性が最も重要視すべきポイントだと考えていました。極論を言えば、志向性が合っているのに技術が足りないというのは超レアケースです。なので、まずは志向性がマッチした人材の絞り込みを行ったんです。最終選考として実際に弊社で2営業日の副業期間を設けました。ただ開発するだけではなく、要件定義の会議にも入っていただいて、ドメイン知識の差もある中でどのようにキャッチアップして意見を言っていただけるか、といったあたりを選考させていただきました。


― 候補者アプローチの際に気を付けているポイントはありますか?

よそゆきの顔で応じない。本音で話し、自らの素性を開示していくように心掛けていますね。今回の候補者の方はその辺りにも共感してくれて、お互いの希望を忖度なしで伝えることができました。

― 候補者目線からの意見などはお聞きになっていますか?

候補者の方は、QiitaやGitHubなどでのアウトプットを漏らすことなく伝えらえる点を非常に評価していました。彼自身も記事を書いたり、コードを公開したりしており、その成果がLAPRAS SCOUTのプロフィールに反映される点が良かったと言っています。これにより、スカウトを受ける際に、自分の技術力や考え方をしっかりとアピールできる点が非常に助かったとのことです。

高い自由度とコストパフォーマンスで、大手に負けない採用活動を実現

― LAPRAS SCOUTの感想を教えてください。

LAPRAS SCOUTは非常に使いやすいです。コストの計算がしやすく、成果報酬がない点が特に助かります。XのDMも自由に使えるので、その点も良かったですね。今回の事例でも途中でXに移行しましたし、代表と僕と事業責任者と候補者さんの4人のDMグループで色々やり取りしていました。そういった自由度が、うちのスタンスと合っていると感じます。

採用したEMの方の話でも、LAPRAS SCOUTの自由度は高く評価されていました。他の媒体では感じられない自由なコミュニケーションができる点が良かったと聞いています。LAPRAS SCOUTを使うことで、自分が本当にやりたいことを明確に企業側に伝えることができ、それが結果的に自身の転職の成功に繋がったと感じているようです。

― 今後のエンジニア採用活動についてはどのようにお考えですか?

月次で状況が変わるので一概には言えないのですが、現状では「マナリンクにもう1人欲しい」とか「新規事業に開発リソースが欲しい」とは考えています。特に新規事業の場合、自分たち側でもまだペルソナがはっきりしていない部分もあり、リファラルでの採用も難しいと思っています。

媒体を使って幅広い人のプロフィールややりたいことを見ることで、より広い視野で候補者を探していきたいと思っています。たまに「新規開発やりたい」と書いてある人もいるので、そういう人には積極的にスカウトを送っていきたいですね。LAPRAS SCOUTを引き続き活用して、今後のNoSchoolをより発展させていければいいですよね。

―  本日はありがとうございました!