人事とエンジニアの信頼関係をベースに選考フローを改善し、より良いマッチングへ〜株式会社グロービス様 採用成功事例〜

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LAPRAS SCOUT PRO(β版)を導入し、エンジニアの採用に成功したグロービスさん。今回は、グロービスさんの採用フローの改善方法についてお伺いしつつ、採用成功の舞台裏をPROの事業担当者も交えてお伺いしました。

<お話いただいた方>
株式会社グロービス 経営管理本部 人事採用チームマネージャー 坂本さん(写真右)
起業経験を経て2012年にグロービス参画。法人部門にて10年、法人営業及びオペレーションマネジメントに従事。2022年より経営管理本部にて人事採用領域を担当し、エンジニアからビジネス系職種まで幅広に年間100名超の採用を行っている。 並行して思考領域の研究・開発チームに所属し、研修講師、教材開発等に携わっている。

LAPRAS株式会社 LAPRAS SCOUT PRO  山本(写真左)
エンジニア採用を熟知したLAPRASによる、採用代行サービス"LAPRAS SCOUT PRO"のPMO。今までLAPRAS SCOUTのカスタマーサクセスとして50社以上のエンジニア採用に携わった知見を生かし、現在はLAPRAS SCOUT PROにて各社の採用支援を行っている。

グロービスさんの事業内容とエンジニア組織について教えてください

デジタル・プラットフォーム部門メンバー

坂本さん:グロービスは1992年に設立後、社会人教育というフィールドで、法人向けの研修サービスやグロービス経営大学院など、様々な事業を展開しています。昨今では、より広く多くのビジネスパーソンの皆様に学びをお届けするべく、EdTech(教育×テクノロジー)の領域にも力を入れており、2016年にデジタル・プラットフォーム部門を立ち上げ、「GLOBIS学び放題」や「ナノ単科」、法人向け学習管理システム「GLOPLA」といったプロダクトを内製で開発しています。

エンジニア採用も当初は0からのスタートでしたが、現在ではデジタル・プラットフォーム部門全体で200名超、その半数以上がエンジニアやデザイナーの方々です。テックカンパニーとして急激に成長を続ける一方で、社会人教育のフィールドでの認知が定着しているが故に、テックカンパニーとしての認知が浅いことが、エンジニア採用における課題となっていました。そのため、より多くのエンジニアにアプローチすべくエンジニア採用に特化した媒体も活用していく必要があると考え、いくつか専門媒体を活用する中の1つとして、LAPRAS SCOUTを導入しました。

導入当初は候補者選びやスカウト作成に工数がかかることもあり活用ができていませんでしたが、運用改善を検討の際に、LAPRAS内のエンジニアがスカウトを代行する「LAPRAS SCOUT PRO」がスタートするというお話を伺い早速契約し、サーバーサイドエンジニアの採用につなげることができました。

実際に「LAPRAS SCOUT PRO」での採用は、どうやって進んだのでしょうか?

坂本さん:まずは、よりフィットした候補者の方をご紹介いただけるように、各採用ポジションの担当者から山本さんに、候補者イメージなどをインプットする場を設けることにしました。

選考過程の数字を丁寧に見ていくと、カジュアル面談や面接後の辞退が多い傾向が見て取れ、面談を担当するエンジニアが『この会社で働きたい』『この人たちと働きたい』と思わせるようなコミュニケーションが取れていないのではないか、という点が課題ではないかと仮説を立てました。

山本:坂本さんに場を設定していただき、チーム別に何人かのエンジニアの方からお話をお伺いしました。当初イメージしていたよりもチーム毎に雰囲気やカルチャーが異なっており、選考基準や求めている人材像も異なっていたのは、良い発見でした。そのような時間を取っていただいたお陰で、候補者選びやスカウト送信で注意すべき点を明確にすることができ、今回の採用に繋げられたという点はあると思います。

坂本さん:エンジニアの方や部門経営の皆さんも含めて、現場が採用活動に協力的であることも大きかったと思います。

山本:坂本さんの予想通り、実際にエンジニアの方にお話を聞いてみると、候補者に対する自社の魅力付けやアトラクトについては意識が薄い状態だということが分かりました。それを受け、LAPRAS経由で選考を受けた候補者さんにもインタビューを実施したところ、やはり他社と比べてもグロービスさんのアトラクトが弱いということが分かり、坂本さんにその旨をお伝えさせていただきました。その後の坂本さんの対応もエンジニアの方の対応も非常に早く、人事とエンジニアの方が良い関係なんだろうなということも伝わってきました。

坂本さん:ありがとうございます。アトラクトの弱さが明確になりましたので、面談や面接では自分たちも選ばれる側であるということをお伝えし、コミュニケーションの改善を促しました。その後、カジュアル面談からの応募率も少しづつ改善されてきていますので、山本さんとの視点あわせの場が良いきっかけになったかと思います。細かくヒアリングして丁寧に伴走してくださるので、非常に助かっています。

山本:ヒアリングの件やアトラクト改善もそうですが、坂本さんが現場と密にコミュニケーションをとり、一定の関係性ができているからこそ、いざという時に人事からの依頼やアドバイスが通る場面があり、運用する弊社としても非常に助かりました。また、振り返りの際に坂本さんから、弊社からご紹介した候補者の方1人1人に対して細かいフィードバックや進捗情報をいただけたことで、よりグロービスさんにフィットした方をご提案できるようになったかと思います。

坂本さん:各ポジションの視点合わせの場には必ず私も同席していますが、人事・エンジニア・LAPRASの三者でしっかりと擦り合わせができたのは良かったと思っています。振り返りの際の細かなフィードバックは、結構手間がかかる部分ではありますが、選考の過程を俯瞰しボトルネックを特定したうえで改善していく必要があると考えており、、そう言った視点で整理して情報をお渡しさせていただきました。

山本:お手間をおかけしてすみません…いつも、ありがとうございます!

採用が決まった後、改めて振り返ってみて「LAPRAS SCOUT PRO」はどういったサービスでしょうか?

坂本さん:LAPRAS SCOUT PROに関しては、企業側に求められる関与のバランスが良かったと思っています。例えば、すべての候補者やスカウト可否について確認を求められると、代行の精度は高くなる一方で工数がかかり過ぎてしまいますし、全く確認なしでのスカウトは弊社も候補者の方も幸せになりません。最初にしっかりとすり合わせをしたうえで、結果のフィードバックを返せば、あとはLAPRAS側でチューニングして自社にあった方に絞ってスカウト・ご紹介いただける点は大変助かりました。

今回決定になったサーバーサイドのほかにも、多くのエンジニアポジションを引き続き募集していますので、これからもよろしくお願いいたします。

<現在グロービスさんで募集しているエンジニア求人のご紹介>
⚫︎サーバーサイドエンジニア:https://lapras.com/job_listings/79
⚫︎QAエンジニア:https://lapras.com/job_listings/81
⚫︎SRE:https://lapras.com/job_listings/952
⚫︎iOSエンジニア:https://lapras.com/job_listings/76
⚫︎QAチームマネージャー:https://lapras.com/job_listings/4737
そのほか多数のポジションで募集を行っています。

坂本さん:弊社では社会人教育が主なフィールドになりますので、エンジニアも教育への想いや学習意欲が高い方が多く、成長したい方には良い環境だと思っています。教育領域への関心や学びを通した人の成長、可能性の広がりに関心がある方、社会貢献性の高い事業に取り組んでみたい方がいたら、ぜひまずはお気軽にカジュアル面談にいらしてください。
ご応募・カジュアル面談等お待ちしております!

終わりに

今回は、LAPRAS SCOUT PROを導入しエンジニア採用に成功した、グロービスさんにお話をお伺いしました。エンジニアの方も巻き込んで、採用フローの改善を続ける姿勢に負けないよう、今後もマッチする方をご紹介できるようPROチーム一同頑張ります!! リスキリングや学び直しが社会課題となる中、世の中に影響を与え続けるサービスを探しているエンジニアの方がいたら、ぜひグロービスさんの求人をのぞいてみてください。

また、エンジニア採用を熟知したLAPRASによる採用代行サービス「LAPRAS SCOUT PRO」につきましては、現在β版という形で社数限定で提供しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。