“狙い撃ち”で返信率50%。「1時間で話題が尽きるなら送らない」本質に立ち返ったスカウト術とは?

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《プロフィール》
重岡 正さん:

Tokyo Otaku Mode Inc. Engineering Manager
熊本大学大学院 情報電気工学専攻を卒業後、受託開発をメインとする開発会社でエンジニアとして2年間勤める。2013年4月に Tokyo Otaku Mode に入社し、エンジニアとして otakumode.com のサービス開発に従事。2017年10月から開発チームリーダーを担当している。

Tokyo Otaku Mode Inc.:
Tokyo Otaku Mode(TOM)は、2,000万Like!を得ている(2018年8月現在)Facebookページを通じて、日本のポップカルチャーコンテンツを世界に紹介しています。また、Eコマースサイト「Tokyo Otaku Mode Shop」では、日本のアニメやマンガなどに関連するグッズを正規メーカーから直接仕入れ、全世界のお客様に商品をお届けしています。
コーポレートサイト:https://corporate.otakumode.com/
ダイレクトリクルーティングにおいてスカウトメールの返信率は重要な指標です。
今回はLAPRAS SCOUT導入後、3ヶ月でフロントエンドエンジニアの採用に成功し、
50%の返信率を維持するTokyo Otaku Mode Inc.さんにその秘訣を聞きました。

LAPRAS SCOUT導入の決め手は、パーソナライズされた”自分への”スカウト。

– LAPRAS SCOUTを知ったキッカケと、導入の背景をお聞きかせください。

実は以前LAPRASさん自身からスカウトメールを貰ったことがあるんです。実際に代表の島田さんと面談をして、そこでサービスの内容を知りました。元々私はスカウトメールは無視する事が多かったのですが、LAPRASさんから届いたメールは、私のブログやスキルについて具体的に言及されていて「一度会ってみてもいいかな」と思えたことを覚えています。

導入の背景は、事業拡大と共に必要なエンジニアの人数が増えていく中で、既存の求人媒体などの施策では、応募“待ち”の状態になっているという課題感を持っていました。そんな中、潜在層に能動的にアプローチできるLAPRAS SCOUTを思い出し、自分自身がスカウトメールから面談に足を運んだ経験もあったので導入を決めました。

「オタク」探しでカルチャーマッチ。採用成功への道のりとは?

– 今回採用された方についてお聞きします。LAPRAS SCOUTを使うことで、スキルやカルチャーのマッチング精度は向上しましたか?

スキル面では、サーバーサイドではNode.js、フロントエンドではVue.jsや特定のライブラリを使える人を探していました。LAPRAS SCOUTでは既に候補者情報がまとまっているデータベースがあるので、技術タグを細かく指定することで考えていた採用像に近い候補者を見つけることが出来ました。
カルチャー面では、なかなか普通の使い方ではないのですが「オタク」というキーワードを検索タグとして調べました。そこからブログやSNSなどのアウトプットを見ることで、ある程度セグメントができ、上手くカルチャーも合いそうな候補者を探すことが出来たと思っています。
マッチング精度以外にも、手間や時間の面で非常に効率的に採用が出来ました。

返信率50%の要因とは?

– ダイレクトリクルーティングサービスとしては非常に高い返信率50%を維持されていますが、メールを送る際に気を付けている事や、テクニックを教えていただけますか?

当たり前のことですが“褒めるポイントがなかったらスカウトメールを書かない”ということは意識しています。なんとか絞り出してメールを書いたとしても、実際にお話しした時に、1時間も会話がもたないことがあり、最終的に採用に至らないことがあったので、厳選してメールを書くようにしています。
また、技術力が高くても弊社で活躍していただけるイメージがわかない方も入社には至らないと思うので、そこの見極めも重要と考えています。

企業側も、メールを書いたり面談をする事は時間とエネルギーをとても使うので、できるだけ無駄な弾は撃たないように、候補者がしっかりと読んでくれるメールとして作り込んで送ることが結果的に返信率が高くなった要因かと思います。

他には、Tokyo Otaku Modeではフルリモートワークの体制が整っていますので、遠方の方をスカウトすることもあります。そういったときには「ビデオ会議でお話しませんか?」というように相手の状況に合わせた提案をすることも大切だと思います。

最後に細かい所になりますが、自分が“応募した”のか“誘われている”のかで、候補者からすると会う目的が変わります。当然返信率にも影響してくるので、言葉尻や文章のニュアンスも、しっかりと”スカウトの意図が伝わるよう”に心がけています。

– 最後に、Tokyo Otaku Mode Inc.で働くことの魅力を教えていただけますか?

Tokyo Otaku Mode Inc.は日本のポップカルチャーを海外に発信する会社ですので、アニメ好きなどカルチャー面で共感いただける方には、好きなことを仕事にできる環境だと思います。

業務環境面ではフルリモートワークを採用しており、実際に北海道に移住したメンバーもおります。また、毎週金曜日は「Hack Day」として仕事に関わりのあることであれば、何でも自分の好きなことができたりと、非常に自由度の高い環境を用意しております。

– ありがとうございました!

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