Employee Value Proposition (EVP)とは?

この記事は、TalentLyft社のブログ記事“What is Employee Value Proposition (EVP) ?”を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載したものです。
LAPRAS published the Japanese translation of this original article on TalentLyft in English under the permission from the author.

Employee Value Proposition (EVP) とは、企業の業績に対する見返りとして従業員が受け取る報酬と福利厚生の価値のことです。

EVPについての説明を読んでみましょう。

Employee Value Proposition (EVP) の概要

EVPの定義

人材の採用方法は変化しています。MRINetworkが実施した調査によると、現在の採用市場の90%では候補者が主導であると示しています。つまり、現在の採用活動は候補者を中心に動いているため、採用担当者は候補者を選り好みできなくなったということです。

通常、企業はEVPを開発し、採用ブランディングと働きがいのために一貫したプラットフォームを提供します。EVPは求職者へのアピールになるのです。

Employer Brand StrategistのMinchington (2005) はEVPを従業員が企業にもたらすスキル、能力、経験への見返りとして、企業が提供する一連の価値と定義しています。

EVPは従業員と外部の求職者によって評価されるため、既存の統合された人員計画に沿った従業員中心のアプローチです。EVPが人材の惹きつけ、エンゲージメント、リテンションの重要な役割として果たすためには、ユニークで関連性があり、説得力のあるものでなければなりません。

EVPとは?

EVPを一言で説明すると、下記になります。

EVPの重要性

優秀な人材を獲得することは今まで以上に難しくなっているため、EVPを一貫して効率的に伝えることがとても重要になってきています。

採用担当者やその他のHR担当者は、現在および将来の候補者にEVPと企業ブランドを伝えるための戦略を計画しています。

これらの企業メッセージを容易に且つ効率良く伝えるための比較的新しい手法はインバウンドリクルーティングと呼ばれ、そして、採用と雇用にマーケティング論を使用するという概念は採用マーケティングと呼ばれています。

通常、採用マーケティングは、採用マーケティング全体のプロセスを容易且つより生産的にするためのツールやソフトウェアを介して行われます。これらのツールを使用すると、キャリアサイト、Eメール、ソーシャルリクルーティングなどの多くのチャネルを利用してEVPを候補者により容易に伝えられます。これにより、採用担当者は候補者のエンゲージメントと、候補者の選考全体の経験を向上させることができます。

1枚目の画像は、世界で最も有名なゲームメーカーの一つであるNanobitがどのようにして企業ブランドとEVPを伝えているのかを示す素晴らしい例です。

EVPの要素

EVPは給料以上に大切なものです。
以下は、EVPの成功に欠かせない構成要素です。

EVPを定義する

強力なEVPを定義することは、優れたEVP戦略を実施するための5つのステップの中で最も重要であり、これにより優れた候補者を惹きつけることができます。

1.目標を設定する

より多くの応募者を獲得する、知名度を上げる、人材を惹きつける、採用コストを減らすといったように目標を設定します。

2.候補者のペルソナを特定する

自社に合った求職者の特徴を明らかにします。

3.EVPを定義する

従業員が、企業の好きでいる事は何かを定義します。

4.チャネルと候補者のタッチポイントを定義する

企業ブランドをどこでどのようにプロモーションするかを定義します。

5.効果測定をする

施策の結果を効果測定し、適宜修正します。

おわりに

今回の記事を通して、EVPの概要について理解できたでしょうか。EVPとは企業が従業員に提供する一連の価値のことであり、それにより新たな採用候補者を惹きつけることができます。それだけでなく、EVPは既存の従業員のエンゲージメントを高めることもできるのです。

後日、EVPについてより詳細な記事を執筆予定です。公開をお待ちください。

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