LAPRAS SCOUTはリリースから長い間、「転職潜在層へのアプローチに強い」という点を多くのお客様に評価されてきました。しかし、最近は「短期での採用成功」を実現される採用企業さんも増えてきました。
そこで今回、Product Managerの廣瀬さんと、Customer Sucess Managerの千里さんに、直近のハイスキルエンジニア採用における成功事例の変化と採用成功パターンの変化についてお話をお伺いしました。
<サービスリニューアルのお知らせ>
法人向け採用サービス「LAPRAS」(旧:LAPRAS SCOUT)が新しくなりました!◆採用課題に合わせた4つのプランをご用意
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※記事中に「LAPRAS SCOUT」の文言がある場合は「LAPRAS」と読み替えてください。
目次
直近の採用成功事例の傾向について教えてください
元々LAPRAS SCOUTでは、エンジニアの方と人事の方がどちらも運用に入る「スクラム採用」による採用成功が主流だったのですが、最近は人事の方のみでも早期に採用成功が出る事例が増えてきました。具体的には、人事の方だけの運用で、初月で10面談を獲得して3ヶ月で2人の採用成功ができたり、短期間の運用で優秀なフルスタックエンジニアの採用に成功したりといった嬉しい報告をいただいています。
求人のブラッシュアップとコンタクト対象の見極めがより重要に
短期での採用成功事例に共通しているのは「求人のブラッシュアップ」と「コンタクト対象の見極め」をしっかりと行っているということです。
「求人のブラッシュアップ」については、求人が具体化され、求人の背景となる課題感やそのポジションに対する期待等がポジションごとにはっきりと書かれていると、短期の採用成功に繋がりやすいという傾向があります。丁寧なスカウトメールを書いても、その先にある「求人」が抽象的だと、エンジニアの方に対しては魅力的に映らないため、まずは求人の内容を過不足なくしっかりと記載することが重要です。求人が具体的に書かれていれば、スカウトメールではなく興味通知のみの運用でも、面談に繋がることもあります。
「コンタクトの質」については、求人にあった候補者の方に対して、転職意向が高くなったタイミングで、しっかりとアプローチができれば、短期の採用成功に繋がりやすいという傾向があります。どれだけ求人の内容やスカウトの内容が良くても、転職意欲がなかったり、求人にマッチしていないユーザーさんを対象としていると、今すぐの面談や選考には繋がりづらくなります。そのため、「今その求人に興味を持ってもらえそうな」ユーザーさんを見極めてアプローチしていくことが、面談獲得やその後の早期の採用成功に繋がっています。最近は職歴を入力しているユーザーさんも増えてきて、転職意欲についても直感的に分かりやすくなったので、人事の方だけの運用でも”求人にあった候補者”の方を見つけやすくなってきていると思います。
エンジニアリングマネージャーや優秀なフルスタックエンジニア・SREの方など、ハイレイヤーの方に対しては、従来の「丁寧なスカウト/長期的なアプローチ」も依然として効果的ですが、今すぐ転職したい顕在層の方に対しては、従来とは異なり、適切な求人を適切な対象にタイミングよくアプローチしていくことが、非常に重要になっています。
成功事例の変化に伴うプロダクトの変化
そのような採用成功事例を後押しできるよう、LAPRAS SCOUTの機能も少しずつアップデートしています。
転職希望者の意向変化のタイミングを見逃さない”炎マーク”
「転職意欲」を一週間以内に[中][高]に変更したユーザーの方に🔥のマークがつくようにアップデートしました。これにより、ユーザーの方が意欲を変えたタイミングが直感的にわかり、素早いアプローチが可能となります。
転職顕在層を探し出しやすい”新検索機能”
検索においても、「転職意欲」や「転職意欲の変更時期」を軸にユーザー検索ができるようになりました。より直近で転職意欲を上げたユーザーの方を検索できることで”タイミング”を逃さずにアプローチが可能です。
コンタクト対象を見極めやすい、ユーザー情報の拡充
ユーザーの情報を踏まえてスカウト作成することは大事ですが、ポートフォリオや職務経歴書の全てを丁寧に読み解くのは負荷が高いということで、「(ユーザー自身に)テックスキルを入力してもらう欄」を拡充しました。ユーザー自身が入力した情報を先に確認できることで、エンジニア経験のない人事の方でも、自社の技術要件にマッチする方の判断が容易になりました。
登録ユーザーの増加により転職顕在層、潜在層どちらにもアプローチが可能に
また、サービスの改善ではありませんが、数年前に比べてLAPRAS SCOUTでスカウトできるユーザーさんに「転職顕在層」の方が増えたということも、採用成功の事例に変化が見られる理由かと思います。登録者も3万人に増え、「今転職を検討している」というアクティブなユーザーさんが毎月増えています。
LAPRASの機能改善の影響で、スカウト返信率が従来の1.3倍に伸びたり、求人への応募件数が従来の3倍になったりと、活発に転職活動をされているユーザーさんの活動量も増えてきました。
その結果、以前のように転職潜在層のユーザーさん対してアプローチし、長期的なキャリアの中で選択肢に入るという採用に加えて、今転職したいユーザーさんに対して、すぐにアプローチするという採用がより行いやすくなりました。また、潜在層のユーザーさんに丁寧にじっくりと時間をかけてアプローチする以外にも、顕在層のユーザーさんに対して素早くタイミングをとらえてアプローチするという形で、LAPRAS SCOUTにおける採用活動の選択肢も増えてきていると思います。
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採用成功のためには、課題を特定し、改善を続けること
短期で採用成功を出されている企業さんに共通するのは、課題を特定し、改善を続けていることです。
例えば、興味通知のリアクションがあまり良くない場合は「興味なし」の回答をくれたユーザーさんのプロフィールをしっかりと見直すと、希望条件にマッチしていなかったり、送っている求人と経験が少しずれていたりするということが分かり、ユーザーの方のピックアップ条件等を改善ができます。
また、例えば、条件にマッチしている方に送れているが反応が思わしくない場合、ユーザーさんのプロフィールを見直すことで、転職意向があまり高くない方に送っていたことが分かり、もう少し転職意向の高そうな方を中心に送るといった改善ができます。もしかしたら、求人の情報が足りておらず、転職後のイメージが湧かないということが課題であり、求人自体をブラッシュアップした方が良いケースもあるかもしれません。
そのような形で、課題を特定して改善すること、短期間で繰り返し行うことで、短期での採用成功に繋がります。そのため、LAPRAS SCOUT自体もその助けになるようアップデートを続け、CSMも引き続き、課題の洗い出しや改善策の提案等で、採用成功に向けた支援ができればと思っています。
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