AI採用パートナーのJOB(求人)自動生成機能[β版]の使い方

この記事をシェアする

LAPRASでは7/31にAI採用パートナーによるJOB(求人)自動生成機能をリリースしました。この記事では、JOB(求人)自動生成機能の使い方や上手く使うコツについてご紹介します。

リリース内容:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000024729.html

JOB(求人)自動生成機能の使い方

まずは、LAPRAS SCOUT上での操作方法について説明します。

「JOB」のページから「AIで自動生成」のボタンをクリック

LAPRAS SCOUTにログインし、「JOB」のページから「AIで自動生成」のボタンをクリックします。

入力画面が開くので、「管理情報」を入力

・募集タイトル
そのまま求人のタイトルとなるため、候補者の方がわかりやすいタイトルを入力します。

・ポジション管理名
社内用の管理タイトルで公開されません。社内のメンバーがわかりやすい名前を入力します。

・職種
選択肢から職種を選びます。なお「その他の職種」を選択した場合は、新たに入力欄が出てくるため、職種名を入力します。

「AI生成に関する情報」を入力

・生成元URL
求人情報の参考となるURLを入力します。複数入力したい場合は、「+」ボタンで入力欄を増やすことができます。なお、ログインが必要なページやJavaScript等で動的に生成されているページは入力時にエラーになったり、送信後正しく情報を取得できなったりする場合があります。

現時点でURLの読み込みが確認できている外部サイトは以下のとおりです。
HRMOS/HERP Hire/Green/wantedly/各社サイトの採用ページ(JavaScripを使用していないのものに限る)

・フリーテキスト
URL先に記載のない情報や補足情報を入力します。使用したいURLがエラーになる場合は、元のサイトの情報をコピーしてフリーテキスト欄に入れることで、求人に情報を反映することができます。

生成元URLとフリーテキストのいずれかが必須なので、URLだけでも生成ができます。もし生成後に情報が不足していると感じた場合は、別のURLを追加したりフリーテキストに情報を追記することで、より精度を上げることができます。

注意事項を確認し、送信ボタンを押す

入力が終わったら、ご利用時の注意事項を確認し、送信ボタンを押してください。JOB(求人)自動生成機能ではOpenAI社のChatGPT APIを使用しているため、自社の社内規程等で使用が問題ないかを必ず確認してからツールの使用をお願いします。

下書きを確認し、JOB(求人)を修正する

数分後に求人が自動生成されると、下書き一覧(すでに公開中の求人の下)に追加されます。

・AI生成中タグ
送信後求人作成中の際に表示されます。基本的には数分後に生成されるので、そのまま少々お待ちください。

・AI使用タグ
自動生成機能を使って求人が作成できたら、下書きとして表示され、タグがつきます。編集ボタンから実際にできた求人の内容を確認し、情報の追記や修正を行なってください。自動生成のため、不自然な文章や事実と異なる表記が含まれている場合があるため、一見問題なさそうな記載になっていても、必ず全文目を通すようにしてください。

・AI生成エラータグ
URLがエラーになった場合等、何らかの理由で自動生成できなかった場合に表示されます。多くの場合、URLを削除し、URLのリンク先に記載のある情報を全てフリーテキストにコピーして再送信することで解決します。

JOB(求人)の募集を開始する

生成された求人の内容を確認し、修正したら、募集を開始しましょう。最後にもう一度確認のポップアップが出るため、生成された文章を確認していない箇所がないか、もう一度立ち止まってチェックすることをお勧めします。

JOB(求人)自動生成機能を使いこなすポイント

ここからは、JOB(求人)の自動生成機能をうまく使いこなすポイントをご紹介します。

JOB(求人)自動生成機能の「クセ」を知る

自動生成機能は、LLM(大規模言語モデル)を使用して作られているため、情報が少ないと足りない分をAIが埋めようとし、求人と関係のない情報が入力されてしまう可能性が高くなります。そのため、「採用のアシスタント」の方に求人作成を依頼する際に「この辺りの情報を見てほしい」と渡すようなデータをAIにも渡すことで、精度を上げることができます。

また、生成元URLに入力されたURLに記載されている文章は読み取られますが、そこに記載のあるLinkのその先までは読み取られません。そのため、例えば自社のブログのトップページ等を読み込ませるよりは、個別の求人に関係しそうな記事を指定して読み込ませる方が、より精度の高い求人作成に近づきます

JOB(求人)自動生成機能に入力する情報を増やす・減らす

思ったような文章が生成されていない場合、求人に関係するURLを複数入力する・入力を減らすことが有効です。求人に関するURLが1つしか入力されていない場合は、求人の他に「技術に関する情報」「組織・働き方に関する情報」「社員のインタビュー記事」等のURLをそれぞれ入力すると、精度が上がる傾向にあります。もしスカウトメールを送る際に、候補者さんに「もしよければこの記事も読んでみてください」と渡しているURLがあれば、ぜひそのURLを入力してください。

また、もしすでに複数URLを入力している場合は、記事同士が邪魔をしてしまっている可能性もあるので、求人のURLに絞って入力し、不足している情報については関係するURLを入力する等で調整すると、精度が上がる傾向にあります。URLを絞っているにも関わらず、事実と異なる情報が多い場合は、別の話題や広告が入っているブログ記事等が邪魔をしている可能性もあります。そのような場合は、URLを削除して、必要な部分だけをフリーテキスト欄に入力してください。

最後の仕上げは必ず採用担当で行う

AIが生成した求人はあくまで下書きであり、最後の仕上げ作業を行う必要があります。自動生成機能では、情報が少ない箇所をAIが補って作成するため、事実と異なる情報が入力されてしまう場合があります。一見、日本語としては通るような文章が生成されてしまうので、信頼しすぎず、しっかりと人の目で内容を確認してください。

また、一見して「それっぽい」用語が文章に並んでしまうため、エンジニア採用に不慣れな方だと誤りを見抜くことが難しい場合もあります。採用担当内でWチェックを行う、エンジニアにも精査を依頼する等、記載内容の誤りや違和感に気づける人を巻き込んで、最後の仕上げを行うことが重要です。

まとめ

以上、JOB(求人)自動生成機能の使い方と使いこなすポイントについて説明してきました。

「採用パートナー」として、求人の下書き作成を頼りつつ、最後は採用担当がしっかりチェックすることで、JOB(求人)自動生成機能を使いこなしていただけると幸いです。

また、この記事を読んでLAPRAS SCOUTに興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

皆さんのエンジニア採用が上手くいくことを祈っています!!

AI採用パートナーについて

「AI採用パートナー」は、生成AIやLLMなどのAIを活用し、採用プロセスの様々な場面で採用担当者に寄り添い、課題解決の支援をする機能群です。LAPRASがこれまで培ったエンジニア採用のノウハウを活用することで、エンジニア採用に特化したAIが、汎用的な生成AIでは難しい、ダイレクトリクルーティングの課題を解決します。まず、第一弾として求人作成の課題解決の機能を提供し、今後も順次新機能を提供する予定です。

今後の動向が気になる方や、続報を知りたい方は、ぜひLAPRASのTwitter公式アカウントのフォローもよろしくお願いします。

(ライター:成澤綾子)

こちらの記事を読んだ方へのおすすめ記事🔻