【2024/04月】過去のイメージと大きく変わった!?LAPRAS SCOUTの変更点

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LAPRAS SCOUTは、採用成功パターンの変化やユーザーの要望に応じて、機能のアップデートを随時おこなっています。

今回の記事では、改善された機能や新たに追加された機能によって、より使いやすく、よりエンジニア採用に役立つサービスに進化した「LAPRAS SCOUTの変更点」をご紹介します。

採用成功パターンの変化に伴う機能追加・改善

LAPRAS SCOUTにおける採用成功パターンの推奨は、エンジニアと人事担当者が協力して運用をおこなうパターンや、それをさらに全社的におこなう「スクラム採用」でしたが、最近は人事担当者おひとりでも採用成功につながるパターンが増えてきました

そのような採用成功パターンの変化を後押しできるよう、LAPRAS SCOUTの機能もアップデートしています。

Before:運用に一定のエンジニアリング知識が必要

LAPRAS SCOUTにて、スキルや経歴が自社にマッチしているかをチェックして候補者を選定し、一人ひとりに最適なスカウト文を送るには、ポートフォリオや職務経歴書などを丁寧に読み解く必要があります。人事担当者のなかにはエンジニアリングに関する知見が少ない方もいるため、候補者のエンジニアに対して納得度の高いダイレクトリクルーティングを実現するには社内エンジニアの力を借りなければならない場合がありました。また社内エンジニアが通常業務と並行して運用するのは負荷が大きいため、「協力体制の構築が難しい」とのご意見をいただくこともありました。

After:エンジニア経験がなくても候補者を選定できる

ユーザー自身に「テックスキルを入力してもらう欄」を拡充することで、エンジニア経験のない人事担当者でも自社の技術要件にマッチするかの判断ができるようになりました。

また、「転職意欲」を一週間以内に「中」または「高」に変更したユーザーのページ、に🔥マークがつくようにアップデート。転職意欲が高まったタイミングを逃さず、素早いアプローチが可能になったことで、短期間で採用を成功させるケースが増えています。

🔥マーク以外にもタイミングを逃さない機能として、「転職意欲」や「転職意欲の変更時期」でユーザー検索ができるようになりました。

採用成功パターンの変化に伴う機能追加・改善について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

スカウト送信とチェック基準の変化

多くのお客様からいただいた「スカウト送信基準のハードルが高い」とのご意見を受けて、2023年12月にスカウト送信基準を変更し、より気軽にスカウトメールを送れるようになりました。

Before:即時スカウト可能な対象が限定的+文面チェックが厳しい

これまでの即時スカウトを送れる対象は「求人へ興味リアクションをしてくれたユーザー」もしくは「転職意欲が高いユーザー」のみ。また、即時送信の対象外のユーザーに対して送る、予約送信でのスカウトの場合、どのユーザーに対しても送信前の文面チェックが必須でした。

After:ほぼすべての方が即時スカウト対象+文面チェック不要対象も拡大

現在は「転職意欲なし・興味なし」のユーザー以外であれば、すべて即時スカウトが送れるようになりました

即時送信の対象が拡大したことで、文面チェックなしでスカウトを送れる対象が拡大し、採用担当者の負荷が軽減しました。「転職意欲なし」の方に対してスカウトにおいては、予約送信でしか送れず文面チェックも入りますが、チェックの基準はかなり緩和されています。

基準を緩和した理由としては、候補者がLAPRAS内でメッセージを受け取れるようになったこと、アクティブユーザーや転職顕在層のユーザーが増えたこと、スカウトメールの文面以外にも複数の要因を総合的に判断する必要性が高まったことなどが挙げられます。

スカウト送信とチェック基準の変化について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

転職に積極的なユーザーの割合が変化

転職に積極的な、転職顕在層のユーザーの割合にも変化がありました。変化を後押しした新機能を紹介します。

Before:転職潜在層へのアプローチに強い

LAPRAS SCOUTは、リリース当初から長い期間にわたって「転職潜在層へのアプローチに強い」と評価されてきました。エンジニアの売り手市場が続く状況で、転職意欲の高い転職顕在層だけを狙ってスカウトをおこなうのはかえって非効率的であるともいえます。そのため、弊社としても転職潜在層(=「転職したい」という想いがそれほど強くないエンジニア)へのアプローチを推奨していた背景もありました。

参考:採用者の8割が転職潜在層!LAPRASのエンジニア採用手法と実績

たとえ今すぐではなくとも、潜在的に自社に来てくれる可能性がある、多くの転職潜在層にアプローチできる点がLAPRAS SCOUTの強みのひとつでした。

After:転職顕在層にも強いサービスへ

現在のLAPRASユーザーの半数以上が「転職顕在層」です。転職潜在層に対してのアプローチに強いだけでなく、「転職顕在層にも強いサービス」へと変化して、転職意欲の高い候補者の方がどんどん増えています。

変化の要因としては機能の充実によって、LAPRAS内でアクティブに活動をする候補者の方が増えたことがあげられます。LAPRASの連携先データベースでの過去12ヶ月間の活動履歴をグラフ化する機能の追加、170万人の中から相対評価で技術力を数値化する「技術力スコア」の算出方法にエンジニアに人気の「Zenn」を追加、そしてそのZennやQiitaなどの技術ブログサイトへの投稿記事をスコア化する機能などが挙げられます。

2023年11月には、エンジニアの「転職マーケットにおける競争力」の指標となる「市場価値スコア(α版)」が公開され、技術的スコアだけでなく、これまでの実務経験や秘匿性の高い業務経験なども、市場価値として数値化できるようになりました。(自分自身の市場価値を知るための機能であり、スカウトする企業側からは閲覧できません。)

転職顕在層ユーザーの割合の変化について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

まとめ

変化と競争の激しいエンジニア採用市場において、ユーザーのニーズも日々変化しています。エンジニア側、企業側それぞれのユーザーにとって、より良いサービスを提供するために、LAPRAS SCOUTは今後も変化し続けます。

転職・採用活動に、アップデートしたLAPRAS SCOUTをぜひご活用ください。

(ライター:成澤綾子)

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