スカウトメールを送る時間がなくても採用できる。最小限の工数で採用を成功させたSpartyのLAPRAS SCOUT活用術

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2021年4月よりLAPRAS SCOUTを導入した株式会社Sparty。LAPRAS SCOUTの興味通知を活用することで、スカウト活動にかかる負荷を最小限に抑えつつ、同時に高いマッチングを実現。様々な企業で開発に携わってきた経験豊富なエンジニアの採用に成功しました。成長を続けるスタートアップを支えるエンジニア人材の採用という課題を解決したLAPRAS SCOUTの活用術について、同社CTOの山下さん・人事の三浦さんから伺いました。

《プロフィール》
CTO
山下 貴大さん(写真左):
早稲田大学卒業後、WEB制作会社にて営業/プランナーを経験し、エンジニアに転身。コロプラにおいてエンジニア及びマネージャを務め、Appleの「Best of 2015」を受賞。その後、電動車椅子ベンチャーのWHILLに入社。IoTプロジェクトにてウェブ/iOS/Androidアプリの開発を担当。CES 2018において「Best of Innovation Award」を受賞する。2018年05月よりSpartyのCTOとしてMEDULLAの開発に携わり、現在はエンジニア組織のデザインにも注力している。

人事
三浦 晴己さん(写真右):
法政大学を卒業後、銀行でキャリアをスタートさせる。前職の人材支援会社ではスタートアップ企業の採用支援などを担当していた。その後Spartyの「色気のある時代を創ろう」というMISSIONに惹かれ、転職を決意。1人目の人事として、Spartyの未来を担う新たな人材をの採用活動を精力的に行っている。

株式会社Sparty
「色気のある時代を創ろう」をミッションに掲げ、パーソナライズ×D2Cを基軸に、バリューチェーン全体の再構築を目指すスタートアップ。
【みんなが「同じ物」を選ぶ、マスの時代】から【みんなが「評判」で選ぶ、ブランドの時代】へと移り変わり、そして【みんなが「自分で作る」、パーソナライズの時代】がくると考え、様々な事業・プロダクトを発信。現在、パーソナライズヘアケア「MEDULLA」、パーソナライズスキンケア「HOTARU PERSONALIZED」、パーソナライズボディメイク「Waitless」の3ブランドを主軸に展開している。※2021年9月時点の累計会員数は40万人以上

探していたのは、人脈に頼らないエンジニア採用ルート

―  LAPRAS SCOUTの導入の経緯を教えていただけますか?

三浦:Spartyはパーソナライズヘアケア「MEDULLA」、パーソナライズスキンケア「HOTARU PERSONALIZED」、パーソナライズボディメイク「Waitless」を展開するスタートアップです。数多くのメディアにも紹介されネクストステージを目指す中で、エンジニア組織の強化が弊社の大きな課題でした。当時のエンジニアの数は6名。ほぼ全てのエンジニアがリファラルでの採用で、このままの採用スピードでは事業の成長スピードと釣り合いが取れなくなってしまうことは明白でした。リファラル以外で有力な人材との出会いを創出できる媒体を探していたんです。

山下:それまでは私や代表の繋がりからエンジニアのリファラル採用を行ってきましたが、やはりそれだけでは候補者の大きな母集団の形成が難しかったのです。応募を待つタイプの求人媒体も試しましたが、求めるスキル層とはうまく接点を持つことはできませんでした。そんな時に出会ったのが、LAPRAS SCOUTでした。
LAPRAS SCOUTはGitHub、Qiita、connpass、Twitter、noteと多くの情報から候補者を多角的に判断できる点が魅力でした。この媒体なら「一緒に働きたい」と思える人材を、自分たちから探しにいける積極的な採用活動ができると考えたのです。また、エンジニア採用のために導入したスカウト媒体は、LAPRAS SCOUTが初めてでした。

最小限の工数で、スカウトでの採用活動をスタートできる

―  LAPRAS SCOUTの運用方法・オペレーションを教えていただけますか?

三浦:開発エンジニアと設定した採用案件をもとに、人事の私たちがLAPRAS SCOUTのレコメンド機能を使って候補者をリサーチしています。1週間で30名をタレントプールに追加していくのを目標にしています。その中から良さそうな候補者をCTOの山下が選定し、興味通知を送るといった流れです。

山下:我々が送った興味通知に対して、「興味あり」の返信をいただいた方を中心にコンタクトをとって、カジュアル面談・選考へと進んでいただいています。興味通知の返信が無かった方には、改めてスカウトメールを後追いでお送りするようにしていますね。本来はもっとこちらから積極的にスカウトメールも送るべきだとは思うのですが、Spartyの様々な変革期ともタイミングが重なり、当時はこの運用が限界でした。

―  今回入社されたエンジニアはどのような方ですか?

山下:副業で幅広い業界での経験や、サーバーサイドもフロントエンドのスキルもある、優秀なエンジニアが採用できました。Spartyにはバックエンドエンジニアとしてジョインしていただいています。技術的な面も魅力的でしたが、様々な事業での経験にも強く惹かれました。今までに培ってきた経験・知見をSpartyで活かしていただきたいと期待しています。

今回のケースでいうと、実はスカウトメールも送っていないんです。興味通知のやりとりの後はすぐにカジュアル面談の日程調整へ。その後はトントン拍子で面接へと進み、採用内定承諾となりました。スカウト活動的なものは興味通知だけで採用にまで繋がったことには、私たちも驚きました。正直、これほどスムーズにいくことはほとんどないでしょうが、最小限のリソースで結果がだせたのはとても嬉しいですね。本格的なスカウト活動へのリソースを割くのが難しい中で、最小限の工数で採用活動を始められる興味通知は、とてもありがたい機能でした。

ダイレクトリクルーティングを導入するのなら、まずはLAPRAS SCOUT

― LAPRAS SCOUTを実際に使用してみての感想はいかがですか?

三浦:採用活動の選択肢にダイレクトリクルーティングを導入するというのは、企業としては最初は躊躇するものかもしれません。やはりエンジニアにリソースを割いてもらって「スカウトを打つ」ということ自体が精神的なハードルが高い行為です。しかしLAPRAS SCOUTの場合、興味通知という機能のおかげでその精神的ハードルがかなり低くなっていると思います。カジュアルにファーストアクションが起こせる点は、人事部の人間としてはとてもありがたいですね。こういった部分でもLAPRAS SCOUTには、かなり助けられていると感じています。

山下:私たちは人材を探すことのプロではないので、候補となるエンジニアの細かな情報を調べることは難しい。しかしLAPRAS SCOUTを活用することで、時間・手間はかかりますが、人材探しのプロである転職エージェントに近いレベルで、求めている候補者を探し出せるようになったと思います。エンジニアリングスキルはもちろん、候補者の志向性・学びたいと思っている技術など、LAPRASに登録するエンジニアそれぞれの特色が見える、画一的では無い生きた情報を得られるのが一番の魅力だと思います。

― これからLAPRAS SCOUTを導入する企業へのアドバイスをいただけますか?

山下:我々のようなスタートアップがダイレクトリクルーティングの導入を考えた時、LAPRAS SCOUTは最適な選択肢だと思います。スカウト活動・マッチングの気軽さ、豊富な候補者情報に加え、コスト面でもとても優秀だと感じています。半年間で1人採用できれば金額的には十分。2人、3人と採用できればかなり費用対効果の高い媒体だと思います。

― 今後のSparty社について教えていただけますか?

山下:エンジニア採用については今後も引き続き、積極的に行っていく予定です。導入当初から追加してきたタレントプールを活用し、候補者の転職意欲に合わせて効果的なアプローチしていきたいですね。転職アラートの機能なども活かし、それぞれの候補者の転職意欲の変化を継続的にチェックしていきたいと思っています。

三浦:LAPRAS SCOUTにはまだまだ活用しきれていない機能もあります。Extension機能などはほとんど利用できていないので、これらの機能を活かすことでまた新しい候補者との出会いが実現したいと思っています。
Spartyではまだまだ多くのエンジニアとの出会いを求めています。私たちの掲げる「色気のある時代を創ろう」というミッションに共感してくださるエンジニアさんは、是非一度カジュアルにお話しましょう!

―  本日はありがとうございました!

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