わずか1ヶ月での採用成功!スタートアップのUPSIDERが、テックリードエンジニアの心を射止めることができた理由とは

この記事をシェアする

2021年の4月にLAPRAS SCOUTを導入した株式会社UPSIDER。運用開始から1ヶ月という短い期間で、テックリード経験のあるハイスキルエンジニアの採用を成功させたUPSIDERの採用活動について、同社のVPoEである清水さんにお話を伺いました。カジュアル面談中に候補者の副業採用を決定し即オファー。その裏側には、UPSIDER独自の採用文化と、スキルに関する情報を事前に収集できるLAPRAS SCOUTの活用がありました。

《プロフィール》

株式会社UPSIDER VPoE 清水 顕さん:
株式会社ユーザベース、株式会社ビズリーチ(現VISIONAL)出身。新規事業立ち上げ、本番運用チームの構築、エンジニア採用など多岐にわたる業務を経験し、2019年UPSIDERに参画。当時はまだ事例の少なかったServer-Side Kotlinの採用を主導し、その取組みをKotlin Festにて発表。現在はVPoEとして自身の手で開発も進めながらエンジニアの組織構築を行っている。

株式会社UPSIDER
成長に伴う経営課題をソフトウェアで解決する「金融SaaS」事業を展開。最大1億円の高い利用額やスムーズな会計システム連携機能を提供する「成長企業のための法人カード」でスタートアップを中心とした数百社を支援している。2020年9月のローンチ以降、毎月50%成長を維持し続け、2021年3月には10億円の追加調達により、さらなるサービスの進化を目指している。

短期集中の採用活動で、優秀なエンジニアと接点を積極的に作っていく

ーLAPRAS SCOUTを導入した経緯を教えていただけますか?

UPSIDERでは創業以来、リファラル採用でのみ人材を確保していましたが、事業拡大に伴い本格的に採用活動にアクセルを踏み込んでいくにあたり、ダイレクトリクルーティングを導入しました。いくつかの媒体を比較検討した時に「候補者を多角的に知ることができるLAPRAS SCOUTが、私たちの採用方式とマッチするプロダクトだ」と感じ、LAPRAS SCOUTの運用をスタートしました。

私自身も開発のコアに関わるエンジニアでもありますし、採用活動に対して長く時間をかけるのではなく、集中的に活用することで効果的に候補者との接点を持てるように考えています。特に今年の5月6月は採用に集中的にリソースをかけようと思っています。(※この取材は2021年5月に行いました)

ーLAPRAS SCOUTの運用体制を教えていただけますか?

最初の候補者選定などをお手伝いをしてくださる方は1名いらっしゃいますが、技術スタックの確認、スカウトの文面やカジュアル面談など、エンジニアの採用に関わる重要な部分は全て私が担当しています。単純に人事がいないということもありますが(笑)。しかし採用決定権を持つエンジニアサイドの人間が、候補エンジニアと早い段階で接点を持つということは、お互いのギャップを少なくするためにもとても重要ですよね。この辺りの運用体制は、今後組織が成長していっても変えるつもりはありません。

ーLAPRAS SCOUTで気に入っているポイントはありますか?

LAPRAS SCOUTを使用することで候補者のさまざまな情報にもアクセスしやすくなったのは嬉しいポイントですね。GitHub、Qiita、connpass、Twitter、noteと多くの情報を横比較できる部分が大きかった。候補者が現在持っている技術面の確認と同時に、どのようなスキルに興味を持っているのか、どのような課題に取り組んでいるのか、多角的に候補者のことを知れるというのは魅力的な部分だと思います。私たちが求める人物像として、「自立駆動型な人」という基準があるのですがその辺りの情報収集にも活用させていただきました。

ハイスキルエンジニアの採用に必要な3つのポイント

ーUPSIDERには多くのテックリード経験者が集まっていると聞いています。そんなハイスキルのエンジニアから注目される理由はなんでしょうか?

優秀なエンジニアの方々に選んでいただけるポイントが3つあると考えています。
「社会にインパクトを与えユーザーの成長に寄り添える事業であること」
「自律的に意思決定を行っていける組織体制であること」
そしてそれらの環境を「副業で実際に働きながら確認できること」です。

実は私を含め、現在UPSIDERで活躍するエンジニアは全員が副業からのスタートでした。これは実際に過去に在籍していた企業での採用の経験からくるものではあるんですが、多くの方々とご一緒して辿り着いたのは「本当にその人が企業と合うかどうかは、一緒に働いてみないとわからない」ということです。どんなに高い能力を持った候補者であっても、企業側のカルチャー、求められる役割、一緒に働く人の相性次第では、最大限の力を発揮できないことも珍しくはありません。また、候補者様としても転職後のミスマッチは大きなリスクですから、その前に実際に自分の体感で企業や一緒に働く人を判断できる機会があるというのは嬉しいのではないかと思います。

副業スタートのメリットとして、転職意欲が高い方はもちろん、まだ具体的に転職活動をされていない方にも積極的にお声がけをできるという点もありますね。「副業でいいならちょっと話だけでも聞いてみようかな」と、気軽に接点を持つことができるのも大きな強みです。LAPRAS SCOUTのデータベースを通して、候補者の方の経歴・スキル的な部分のバックグラウンドを事前に理解した状態でお話させていただいていますので、カジュアル面談の場で副業でのスタートを提案してしまうこともあります。

ーVPoEとして現役の開発にも携わる清水さんが、採用決定権を持っているからこそできるスピード感なんですね。

企業と候補者をつなぐ、技術に対する感度・感性の親和性

ー40%を超える高い返信率についても聞かせていただけますか?

例えばサーバーサイドの部分でいうとKotlinを採用しているんですが、国内でServer-Side Kotlinを導入している企業って、決して多くはないんですよ。ニッチな経験を積める環境だからこそ高いマッチングも生まれているのかもしれませんね。母集団の数に一喜一憂するのではなく、本当に一緒に働きたい方を厳選してアプローチをかけていく、というのが結局一番効率的なのかと思います。実際に今回採用させていただいた方も、以前勉強会で名刺交換させていただいたことのある方でした。技術への感度・感性が近い方とマッチングできているようには感じていますね。

ーこれからLAPRAS SCOUTを導入する企業へのアドバイスはありませんか?

LAPRAS SCOUTは定額制のプロダクトということもあり、最初の導入にためらう部分もあるかもしれませんが、私たちとしてはむしろメリットの方が大きいと思います。LAPRAS SCOUTを導入することで、候補者の様々な情報にアクセスしやすくなる。マッチする方を1人採用できれば充分にペイできる金額だと思っています。企業側から欲しい人材に積極的にアプローチしていけるので、スタートアップとの相性もいいんですね。UPSIDERでも、まだまだ多くのエンジニアさんと接点をLAPRAS SCOUTを通して持つことができれば、と思っています。

ー企業側から積極的にアプローチしていける点は、スタートアップとの相性もいいんですね。最後にこちらの記事を読む読者にメッセージをいただけますか?

UPSIDERは機能開発や仕様策定もエンジニア主導で成長してきました。ユーザーである企業の成長を手助けし、自身も成長することのできる、非常に大きなやりがいがあるビジネスモデルを一緒に創りあげていきましょう。そのために必要な権限は何でもお渡しします。興味のある分野はどんどん巻き取ってもらって、最終的に僕を社内ニートにしてくれるような方を探しています(笑)。興味がある方はぜひ一度カジュアルにお話させていただきたいですね。

ー本日はありがとうございました。

スカウトメールの返信率を上げるベストプラクティスをebookで公開中

エンジニア採用におけるスカウトメール作成の基本や返信率を高めるポイント、返信率が上がらないときの原因と対策まで、採用成功につなげるためのスカウトメールの全てが分かる内容にまとめました。

<コンテンツ一例>

  • スカウトメールの返信率を上げるポイント
  • スカウトを送る相手について仮説を立てる
  • 返信率が上がらないときの対処法
  • スカウトを受け取った候補者の声を参考にしよう

etc.