導入から2年間で4名のエンジニアの採用に成功!コンスタントにエンジニアを獲得し続けるビビッドガーデンの採用ノウハウとは

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2020年9月よりLAPRAS SCOUTを導入した株式会社ビビッドガーデン。急激な成長を続けるエンジニア組織を支える同社の「攻め」のエンジニア採用とは?同社のエンジニア採用を牽引する採用担当の平野さん・栗岡さんからお話を伺いました。

《プロフィール》
エンジニア採用兼エンジニアリングマネージャー
平野 俊輔さん:
学生時代に株式会社trippieceでコミュニティ運営に関わり、その後株式会社ディー・エヌ・エーに入社。モバゲー決済の開発責任者を経験した後にマンガボックスのフロントエンド開発や採用業務に従事する。2017年10月から副業という形でビビッドガーデンをサポートし、2018年6月より正式メンバーとして入社。2020年より、エンジニアから採用担当となる。

エンジニア採用兼コーポレートエンジニア
栗岡 智己さん:
学生時代にバックエンドエンジニアとしてキャリアをスタートする。その後、教育系ベンチャー企業へ転職。そこで人事部採用担当として、エンジニア・マーケター採用を担当。2021年よりビビッドガーデンのエンジニア採用に副業で携わり、2022年3月に正社員としてジョイン。エンジニア採用担当として、同社の開発チームの強化に取り組んでいる。

株式会社ビビッドガーデン
「生産者の“こだわり”が、正当に評価される世界へ」
色鮮やかな農地や豊かな海を残し、持続可能な第一次産業にしていくために、栽培や漁にこだわりを持つ、規模の小さい生産者さんもきちんと利益を得ることができる世界を目指している。生産者が新鮮な食材や花などを消費者に直接販売できる産直通販サイト「食べチョク」を提供している。

2年間で40名体制のエンジニア組織へ

―  LAPRAS SCOUTの導入の経緯を教えていただけますか?

平野:LAPRAS SCOUTを導入したのは2020年10月です。その当時もエンジニア組織の強化はずっと課題としてもっていたのですが、本格的に取り組めておらず、そろそろ本腰いれてやっていかないと、と考えていたんです。2020年の春頃はまだエンジニアは4名しかいませんでした。その頃の採用活動というと媒体に掲載していた求人情報からの採用が中心で、候補者に直接アプローチできるダイレクトリクルーティングの活用など、再現性の高い採用フローの構築が急務でした。「攻め」の採用活動の一環としてLAPRAS SCOUTを導入を決定しました。

そんな時に当時エンジニアだった私が採用担当にジョブチェンジし、エンジニア採用の強化へ大きく舵を切ることにしたんです。お陰様で様々な採用チャネルからエンジニアの増員に成功し、現在ではエンジニアは40人体制に。約2年で10倍の組織へと成長しました。

ビビッドガーデンでは「生産者の方にどういった価値貢献ができるか」を第一に考えています。エンジニアリングスキルはもちろん、そういった事業に対する共感・理解など、マインド・カルチャーといった部分のマッチングも重要視しています。

私たちのお客様となるのは、生産者さんと一般消費者の方々、2方向になるのですが、その両方の声をキャッチアップしていくことができる環境です。実際に使ってくれた生産者さんや購入者の方からのフィードバックを頻繁に受け取れるのが、開発を担当するエンジニアにとってモチベーションに繋がっていると感じます。そういった部分に魅力を感じるエンジニアはビビッドガーデンとの相性がとても良いと思います。

◎参考:エンジニアが開発を辞めてエンジニア採用に全振りする時。 中の人の”覚悟”と半年の”軌跡”。

―  現在のLAPRAS SCOUTの運用方法を教えていただけますか?

栗岡:要件定義とターゲット設定に関しては、私と平野で行っています。私がビビッドガーデンのエンジニア採用に携わるようになって、副業時代を含めてもう1年半になります。常に2人で意見交換をしながら進めていますのでかなり高い精度でエンジニア採用に向き合うことができています。

レコメンド検索やSNSなどから候補者を逆引きできるExtension機能を使って、候補となる方を探しています。気になった方に興味通知やスカウトをお送りして、カジュアル面談のお誘いをしていく流れですね。カジュアル面談は基本的に平野が担当しています。

―  カジュアル面談の際に大切にしていることがあれば教えてください。

選考に進んでもらうことが、カジュアル面談のゴールにならないように気をつけています。中長期的な視点で見た時に、候補者の方が「ビビッドガーデンっていいな」と思ってもらえることを第一に考えています。カジュアル面談から即選考、ではなく、いざそのエンジニアが転職活動に動こうと考えた時に、選択肢の中にビビッドガーデンが挙がってくる…。そんな関係性を築けるように心掛けています。

採用活動って気をつけていないと「企業が候補者を選ぶ」という視点になってしまいがちなのですが、そんな一方的な視点には決してなってはいけないと私たちは考えています。企業側が候補者を見るのと同様に、候補者側からも企業を見て選んでもらう。お互いの魅力を理解し合う場であるべきだと思っています。

早い段階での体験入社で、お互いの理解度をより深いものに

―  選考にも特別なプロセスがあるのですか?

一次選考として私と現場のエンジニアの2名で、技術面での話やカルチャーについての確認を行っていきます。それを通過したら、半日~1日の体験入社を設定しています。

―  かなり早い段階で体験入社があるんですね。

そうですね。体験入社というと課題を渡してやってもらうというスタイルもあると思いますが、ビビッドガーデンの体験入社は違います。候補者側がビビッドガーデンを判断する基準のひとつにしてほしいという思いを強く持っています。こちらから一方的に「あなたのスキルを評価したいから来てください」ではなく、「ビビッドガーデンという会社をあなたの目で見て判断してください」というスタンスを大切にしているんです。

「一緒に働くチームの人はこんな人なんだ」「ミーティングのスピード感はこんな感じなのか」早い段階でそういった部分を見れることで、お互いにとっても大きなメリットがあると思っています。この2年間の採用活動の中で、総勢50名以上の方に体験入社をしていただきました。

―  その人数の候補者に体験入社をしてもらうのはかなりリソースもかかるのでは?

たしかにリソースはかかりますし、決して楽なフローではありません。しかしそれ以上に大きな効果もあるとも思っています。選考の早い段階からビビッドガーデンという会社の雰囲気やカルチャーの部分を理解していただくことができますから。

― LAPRAS SCOUTを通じての採用成果について教えてください。

導入からの約2年で4名のエンジニアを採用することができました。これまでに入社いただいている4名の方に関しては、お声掛けしたタイミングも良くかなりスピーディーにジョインしていただくことができましたが、先程お話したように必ずしも早い採用である必要はないと思っています。候補者の方の転職意欲の変化に合わせて、ビビッドガーデンが転職の選択肢のひとつになるように心掛けています。

エンジニア出身の採用担当ならではの強みを活かせる

―  LAPRAS SCOUTを利用してのエンジニア採用の印象を聞かせてください。

栗岡:LAPRAS SCOUTの一番の魅力は、候補となるエンジニアの多くの情報を確認できる部分だと思います。特にGitHubやQiitaといったエンジニアリングスキルに直結する情報をしっかりと読み込むことができるのが、私や平野といったエンジニア出身の採用担当ならではの強みを活かすことに繋げられているのではと思います。また、候補者の方に思いが伝わるよう、スカウトメールはその方の興味がある分野や今後やりたいことなどに合わせてかなり丁寧に作成するように心がけていまして、LAPRAS SCOUTは候補者の方のそういった情報も見れるのが魅力的だと思います。

ただ属人的な部分も少なくないので、これまでの採用ノウハウも含めてさらなるブラッシュアップを目指していきたいですね。

―  今後のエンジニア採用についてはどのように考えていますか?

栗岡:エンジニアの採用はもちろんですが、デザイナーやPdMといった職種の候補者も探し出すことができるポテンシャルがあるのがLAPRAS SCOUTの良い部分ですよね。他のスカウト媒体では見つけることができない希少なポジションの候補者へもアプローチでき、実際に選考に進んでいる方もいらっしゃいます。

―  本日はありがとうございました!

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