企業と金融機関をつなぐB2Bプロダクトを提供することで成長を続けるスタートアップ、株式会社ココペリ。エンジニア採用でLAPRASを活用し、精度の高いスカウトと効率的な選考を実現しています。組織のカルチャーやビジョンに共感する人材を引きつけるための工夫、そして未来を見据えたエンジニア組織の理想像について、採用をリードするCTO・横山さんにお話を伺いました。
《プロフィール》
横山 秀行さん:CTO テクノロジー事業部ゼネラルマネージャー
1997年、Slerに入社しソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートし、B2Cプロダクトや大規模B2Bソリューションの開発・プロジェクトマネジメントを中心に活動。2023年ココペリ入社。現在はCTO兼テクノロジー事業部ゼネラルマネージャーとしてエンジニア採用も担当している。
株式会社ココペリ:
中小企業の成長と発展を支援することを使命とする株式会社ココペリ。経営戦略の策定やマーケティング支援、IT導入支援など、多岐にわたるサービスを提供している。特に、中小企業が直面するさまざまな課題に対して、専門的なアドバイスを行い、業務の効率化や市場での競争力向上を図ることに注力している。
全国の金融機関が連携し、都道府県や金融機関の垣根を超えたビジネスネットワークで、中小企業のさまざまな経営課題の解決をお手伝いする「Big Advance」というプラットフォームを提供している。
<サービスリニューアルのお知らせ>
法人向け採用サービス「LAPRAS」(旧:LAPRAS SCOUT)が新しくなりました!◆採用課題に合わせた4つのプランをご用意
運用代行、自社運用、成功報酬特化型などバリエーション豊富!
・ミドル~シニアエンジニア採用に強い高品質DB
・コスト削減、工数削減など多様な採用ニーズに対応!
・プランごとの違いがひと目でわかる比較表アリ
※記事中に「LAPRAS SCOUT」の文言がある場合は「LAPRAS」と読み替えてください。
認知度の壁を越え、魅力的な人材採用に挑戦する
― まずはLAPRASを導入するに至った経緯について教えてください。
ココペリは「Big Advance」という中小企業支援のBtoBプロダクトを展開し、地域金融機関と連携してサービスを提供しています。採用活動を進める中で、BtoB特有の課題に直面していました。たとえば、当社のプロダクトは社会的意義が強いもののその特性上、エンジニア層への認知度が高くはありません。「BtoB分野の魅力をどう伝えるか」、そして「興味を引く方法」を模索する必要がありました。
そんな中で注目したのがLAPRASでした。LAPRASはエンジニアのスキルセットや興味を詳細に把握できるプラットフォームで、当社が求める人材に的確にアプローチする手段として魅力を感じました。実は前職でLAPRASを活用した際、大きな効果を実感していました。ターゲットに合ったアプローチがスムーズに進み、採用効率が飛躍的に向上。この成功体験をココペリでも再現できるのではと期待し、導入を決めました。
― なるほど。現在のLAPRASの運用体制はどのようになっていますか?
LAPRASの運用は、私が一貫して担当しています。エンジニアのスキルセットを詳細に分析し、1日に10件程度を目標に興味通知を送っています。スカウトメッセージには、GitHub Copilotの活用や最新のクラウド技術といった当社の技術的魅力を具体的に盛り込み、エンジニア視点で関心を引く内容を工夫しています。例えば「GitHub Copilotの活用で開発効率を高めている」といった情報を伝えることで、候補者に技術的な魅力を感じてもらえるよう工夫しています。
特に興味通知送付時に「CTO面談確約」が伝わるようメッセージ画面の設計にはこだわりました。CTO面談は候補者にとっても魅力的に映り、弊社のような知名度が強くない企業でも大きなフックとなっています。エンジニア同士が直接会話することで、弊社の技術的な方向性やプロジェクトの魅力を具体的に伝えることができます。この面談を通して候補者に安心感を持ってもらえることも多いです。「CTOと直接話せるのが新鮮で面白い」という声もいただいていますね。スカウトの返信率向上にもつながっており、実際に面談へと進む方も増えました。
他にも導入している「GitHub Copilot」や「最新のクラウド技術」を活用したプロジェクトについて言及することで、候補者が技術的な興味を持てるような情報を提供しています。
スカウトの精度とスピードを両立する独自の採用体制
― 現在の採用体制についても教えてください。
ココペリでは、採用活動を半年ごとの開発ロードマップや中期計画に基づいて、エンジニア採用を計画的に進めています。これにより、必要なポジションと人数が明確になり、効率的かつ戦略的に採用が行える仕組みです。
採用はCTOである私が現場のエンジニアとともにリードしています。人事も協働で、面接の日程調整やスムーズな面接運営を手助けする形をとっています。技術的な側面をエンジニアが主導することで、候補者に当社の技術環境やプロジェクト内容をしっかりと伝えることができるのです。
― 面接のフローについて詳しく教えていただけますか?
面接フローは、まずカジュアル面談から始まります。これは私が担当し、候補者がリラックスできるよう配慮しながら、当社の技術的な特徴や開発スタイルについて詳しくお話しします。候補者の技術的な関心やキャリアの希望についてもじっくりと伺い、相互理解を深めることを目指しています。この面談は候補者がココペリのプロジェクトにどの程度興味を持つことができるか、技術的なフィット感を確認する大切なステップです。
次に一次面接では、技術リーダーが候補者のスキルやこれまでのプロジェクト経験を評価します。具体的には、技術的な課題にどのようにアプローチし、解決してきたかを詳しくヒアリングします。エンジニアとしての思考プロセスや、問題解決能力が当社の開発チームにフィットするかを慎重に判断します。
二次面接は、現場のエンジニアが実務に近い内容でスキルを見極めます。コードレビューを行ったり、実際のプロジェクトで直面するような課題を提示して、候補者がどのように対応するかを確認します。この面接では、単に技術力を見るだけでなく、チームでの連携や柔軟な対応力も重要視しています。技術者としての実力はもちろんですが、チームプレイヤーとしての適性も非常に重視しています。
最終面接はCEOである近藤が担当します。
エンジニアが輝く未来を描く、理想の組織づくり
― ココペリが目指すエンジニア組織の理想像について教えてください。
私たちは、エンジニアがただ技術力を伸ばすだけでなく、その技術がどのように社会に役立つのかを実感できる環境を作りたいと考えています。中小企業の成長を支えるという当社のプロダクトは、エンジニアが手掛けた技術が社会に直接影響を与えるという非常にやりがいのあるものです。「自分の仕事が社会にどのような価値を提供しているのか」をリアルに感じることで、エンジニアとしてのモチベーションも高まると考えています。
― 具体的にはどのような取り組みをされていますか?
エンジニアの成長を支えるための施策は多岐にわたりますね。まず、最新技術のトレンドに触れられる機会を提供するために、オンライン講座の受講費補助や、技術イベントへの参加支援を行っています。これにより、エンジニアたちは自身のスキルを継続的にアップデートすることができます。
また、社内の勉強会も随時開催しており、エンジニア同士がナレッジを共有し合う文化を大切にしています。
さらに、技術的なチャレンジを後押しするために、新しい開発ツールの導入にも積極的です。最近では、AI支援ツールである「GitHub Copilot」「Corsor」を導入し、コーディングの生産性向上を図っています。これにより、エンジニアがよりクリエイティブな部分に集中できる環境を整えています。
また、オープンなコミュニケーションを推奨しており、プロジェクトに関する意見交換が活発に行われています。誰でも自由に意見を言える環境を整えることで、エンジニアが主体的に動けるようにしています。実際にエンジニアとビジネスチームでの業務時間外の会話から生まれた『Big Advance研修用アカウント自動生成ツール』は、社内外で高評価を得ています。
― どのようなエンジニアがココペリにフィットすると思いますか?
チームワークを重視し、全体の成功を一緒に目指せる方がフィットすると考えています。当社は、部門間の壁を低くし、コミュニケーションが活発な職場です。個々の技術力はもちろん重要ですが、それ以上に「共に成長したい」「価値を生み出したい」という意識がある方を歓迎します。一方で、自己中心的な方や、協調性に欠ける方は当社の環境には馴染みにくいかもしれません。
― 最後に、今後の採用活動についてのビジョンを教えてください。
これからもCTOが主導する採用戦略を強化していきます。LAPRASを活用し、ターゲットに合った人材にアプローチしつつ、オーガニックな認知度向上にも取り組んでいきたいですね。
知名度向上のためには、テック業界での露出を増やすことが非常に重要だと考えています。エンジニアとしての知識を活かしたブランディング戦略もポイントです。例えば、イベントではTシャツスポンサーを務めて参加者の注目を集めたり、テックブログでデータベース最適化や業務効率化の実践事例を発信し、エンジニアコミュニティでの認知度を高めています。
また、「ここでなら成長できる」と候補者に感じてもらえるような採用体験を提供することが大事だと考えています。私たちは、候補者に特別な体験を提供し、共感を得られる採用プロセスを今後も追求していきます。
― なるほど。本日はありがとうございました!
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