【代表取締役インタビュー】完全成功報酬15%!格安のエンジニア採用プラン「LAPRAS JOB BOARDプラン」をなぜ出したのでしょうか?

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ITエンジニアの採用に特化したダイレクトリクルーティングサービス「LAPRAS SCOUT」から、LAPRAS JOB BOARDプランがリリースされました。

完全成功報酬15%のみで求人掲載ができるLAPRAS SCOUTの新プランです。採用にかかる運用コストと手間を抑え、ハイスキルエンジニアの採用を簡単に低コストでできます。

今回なぜここまで安いプランを出したのでしょうか?従来のLAPRAS SCOUTとの比較、リリースの背景と意図、今後のサービス展開について、LAPRAS代表取締役CEO 染谷健太郎にインタビューをおこないました。

LAPRAS SCOUTの弱みを解消する「LAPRAS JOB BOARDプラン」とは?

― 今回初めてLAPRAS SCOUTを知るお客様向けに、改めてLAPRAS SCOUTの強みについて教えてください。

一番の強みは、優秀なハイスキルエンジニアの方々が多く登録しているところです。

また、登録しているエンジニアが書いたコードや技術記事などの、”生のアウトプット”がデータとして閲覧できるので、スキルや特性をしっかり理解したうえでお声がけできる点も、非常に大きな強みだと考えています。

その点を評価いただき、累計700社に導入いただいています。

ー 敢えて弱みを挙げるとしたら、どんなものがあるでしょうか?

スカウトの運用に一定の時間をかける必要がある点が、課題かなと思っています。

エンジニアの方々ひとりひとりに最善のマッチングを届けられるよう、採用担当の方々は経験やスキルを読み解きながらスカウトメールを作っていく必要があります。

エンジニア採用の重要性が高く、なんとしても採用を成功したい場合は、それを実行していく必要がありますが、企業側の採用状況は常にそういった状況とは限りません。

そういった際の負担を軽減して採用活動のハードルを下げるために、今回LAPRAS JOB BOARDプランをリリースしました。

このプランは求人情報を掲載し、LAPRASに登録しているエンジニアからのアプローチを待ち、アプローチしてくれたエンジニアに対して採用活動を進めていく、非常にシンプルなプランです。

運用リソースは少ないけど、ハイスキルエンジニアの採用をまずは始めたいという方におすすめのプランです。

WANTED社との業務提携でサービスを強化

ー 本プランのリリースに至るまでの背景を教えてください。

2023年の7月から2024年の1月にかけて、LAPRASの求人機能のUI・UXを改善した結果、求人情報の閲覧数が約3倍に改善されたことが背景にあります。

さらに機能を強化していけば、求人情報を掲載するだけでも、お客様に価値を提供できるのではないかと考えました。

機能強化を目指すにあたって、「WANTED JAPAN」との業務提携も後押しになりました。

ー 「WANTED JAPAN」はどういった企業で、今後どのような連携を考えているのでしょうか?

DX人材領域において韓国No.1のHRテック企業である「Wanted Lab.inc」の日本法人です。

いわゆるデジタル職種、Webサービスに関わる企業をメインターゲットにした、約300万人のユーザーが登録する採用プラットフォームを提供しています。

ユーザーの転職活動を支援する機能を、生成AIで実現しているのがWANTEDのサービスの特徴です。

一例としては、生成AIが求人情報を分析して面接面談で聞かれる想定問答をつくり、面談対策や事前準備ができる技術があります。この技術は、LAPRASでも3月にテスト的にリリースします。

WANTEDでは、他にも転職の選択肢提供だけにとどまらず、ユーザーの転職活動をサポートし、面接や採用選考に通りやすくしたり、背中を押したりできる機能を提供しています。

こういったWANTEDの持つ技術や機能と連携してサービスを強化できれば、よりPULL型(ユーザーから企業にアプローチする方法)で応募を集められますし、すべて人力でおこなうよりも、効率的かつ生産性の高いマッチングをつくっていけます

グローバル水準の低コストを実現

ー サービスの強化によって、他にも期待できることがありましたら教えてください。

日本の割高な採用コストを下げ、グローバル水準に近づけられると考えています。

海外の採用サービスは成功報酬が年収の15%程度であるのに対し、日本は30〜40%が一般的です。弊社のJOB BOARDプランは完全成果報酬型の15%に設定しましたが、WANTEDは同じく完全成果報酬型で7%を実現しています。

破格の価格設定を実現するためのテクノロジーの活用方法や事業展開におけるノウハウを提供していただき、弊社もさらなる採用コストの削減を目指していきます。

ー そもそも、なぜ日本の採用コストは割高なのでしょうか?

転職エージェントさんをイメージしていただくとわかりやすいと思うのですが、求職者との面談やカウンセリング、企業側との調整やサポートなど、ひとつのマッチングを成立させるためには人手と時間がかかります。そのコストを賄うためには、高い手数料が必要です。

あとは広告費ですね。どうしても根本的なサービスに大きな違いがないので、ユーザーを集めるために広告を打ち、多大な広告費が価格に反映されます。

我々はマッチング作業をテクノロジーで代替し、プラットフォームの機能を充実させることで、より自然にユーザーが集まる形を実現して、低コストでのサービス提供を実現しようと考えています。

最善の選択肢を、先端テクノロジーで支援

ー LAPRAS JOB BOARDプランは、どのような企業に適したサービスでしょうか?

緊急度は低いが、優秀なエンジニアを採用したい」と考えている企業に適していると思います。

採用スピードで言えば、やはりダイレクトリクルーティングのほうが早いですし、採用決定する確率も高いです。今すぐ採用したいと考えている場合、ほしいエンジニア像が確立している場合は、従来どおりの方法でLAPRAS SCOUTを使うのが得策でしょう。

LAPRAS JOB BOARDプランは求人情報を掲載した後は待っていれば応募が集まり、成果報酬も安く抑えられるので、エンジニア採用が急務ではない、または初めてハイスキルエンジニアを採用する企業にとってはマッチしたプランだと思います。

ー LAPRAS JOB BOARDプランを含むLAPRAS SCOUTのサービス全体を通じて、市場にどんな価値をもたらしていきたいと考えていますか?

先端テクノロジーを活用して、企業もエンジニアも最善の選択ができる仕組みを創り、採用におけるミスマッチを防ぎ、我々のミッションである「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」を実現していきたいと考えています。

先ほどもお話ししたように、今までのLAPRAS SCOUTは運用に時間がかかる部分が弱みでありました。

エンジニア採用のノウハウやリソースがなくても、スムーズに自社の魅力を訴求できる、エンジニアに対してアプローチできる状態をつくるために、今後もサービスの改善と強化を継続していきます。

LAPRAS SCOUTが、エンジニア採用のハードルを下げる

ー エンジニアを採用したい企業に向けて、メッセージをお願いします。

エンジニア採用において、コスト、リソース、ノウハウの不足など、さまざまな理由で苦戦していらっしゃるケースは多いと思います。

魅力や情報をうまく発信できない状態は、企業にとってはもちろん、優秀なエンジニアにとっても機会損失に繋がります。

採用活動のハードルを下げ、双方が最善の選択肢となるマッチングを実現するために、LAPRAS SCOUTは今後もサービスを進化させていきたいと考えています。

ぜひお使いいただき、ご意見を聞かせていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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