選考通過率が高いことがハイレイヤー採用では魅力的。READYFORにとってLAPRAS SCOUTは“心の支え”

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今回の記事では、LAPRAS SCOUTを通して2名のエンジニアが業務委託でジョインしたREADYFOR株式会社の採用担当である西和田さんにお話を伺いました。

スカウトメールではなく、Twitter DMをメインに活用し、返信率は約50%という西和田さん。LAPRAS SCOUTだけでなくTwitterでの採用活動についてもお話いただきました。

《プロフィール》
READYFOR株式会社 経営戦略部・採用チーム 西和田 亜由美さん:
大学卒業後、新卒で航空会社に客室乗務員として入社。その後、CtoCサービス運営会社で採用・企画に従事。
現在は、READYFOR株式会社の経営戦略部・採用チームに所属。
想いの乗ったお金で夢を叶え「誰もがやりたいことを実現する世の中をつくる」というビジョンに共感し、 国際協力など社会貢献度の高いプロジェクトを得意とするREADYFORにジョイン。組織の要となるプロダクトチームのエンジニア採用を主に、他部署の採用や技術広報(Tech Branding)も担当。

READYFOR株式会社:
「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」というビジョンのもと、国内初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営しています。インターネットを通じて、「やりたいことを成すために資金が必要な人」と「共感し応援する人」をつなげるサービスです。2011年3月のサービス開始から1.4万件以上のプロジェクトを掲載し、60万人から約140億円以上の資金を集め、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています。(2020年7月時点)

LAPRAS SCOUTは選考通過率が高い“心の支え”

ー LAPRAS SCOUTの運用体制について教えていただけますか?

基本的には私1人でLAPRAS SCOUTを運用しています。
アウトプットを参照して採用要件にマッチすることが分かる候補者については、ピックアップからスカウト送信まで全てのフローを私が担当しています。

一方で、スキルマッチしているか自信が持てない候補者に対しては、社内のエンジニアに相談し、スキルの見極めやメール文面のアドバイスなど協力してもらっています。

 

ー 候補者のピックアップにはレコメンド機能(DBの検索)、Extension機能のどちらを活用されていますか?

両方とも使っていますね。
レコメンド機能では、採用要件のMUSTスキルで検索し、マッチした方をタレントプールに追加しています。

Extension機能ではTwitterアカウントやQiitaの記事をソースとして逆引きすることが多いですね。私が検索する以外にも、社内のエンジニアから「この記事を書いた人、ウチの採用要件にマッチしそうだからLAPRAS SCOUTでチェックしてみたらどう?」と提案をもらうことがあります。

そうやってタレントプールに追加した候補者の中でも、LAPRAS SCOUT上で転職意欲が高まると表示される「転職アラート」が表示されている方は転職の確度が高いと考えて、積極的にスカウトするようにしています。

 

ー うまくLAPRAS SCOUTをハックしていただいていますね!

実は現在もいろいろなエンジニア採用サービスを併用しているのですが、その中でもLAPRAS SCOUTは私の心の支えになっているんです。
私は2019年の10月に入社したのですが、エンジニア・デザイナーの採用担当をするというのは入社後に決まりました。採用職種としては全くの未経験だったんです。

そんな中でLAPRAS SCOUTをなんとか運用していくと、LAPRAS SCOUTでスカウトしたエンジニアの方は選考の通過率が高いことに気づきました。
現在READYFORが求めているエンジニア像はハイレイヤーが多く、自己応募での採用はなかなか難しく、積極的にスカウトをしなくてはいけない状況です。

LAPRAS SCOUTは返信率も高く、選考通過率も高い、信頼できる心強いサービスだと感じています。
だから、毎日ダッシュボードをチェックして、タレントプールの中の候補者の状況をこまめにチェックするようにしています。

Twitterスカウトの返信率は50%。始めて間もないアカウントでも結果に繋がった

ー スカウトはTwitter DMで行っていると伺いましたが、メールではなくTwitterを選択した理由はあるんですか?

Twitter DMでの返信率が高いというのが要因です。返信率は約50%と高い数字です。もちろんすべてカジュアル面談や選考に繋がるわけではないですが、返信自体は多くもらえていますね。

 

ー 50%は高い数字ですね

実は、TwitterはREADYFORに入社してから始めたんです。元々はSNSに苦手意識を持っていたのですが、メンバーからの提案もあり一念発起して始めることにしました。

初めてDMを送るときにはすごく緊張しました。これで返事が来るものなのか、というのは不安でしたね。
最初に返信をいただいたのは3通目のDMでした。
それから徐々に返信が増えて、実際に選考に進んでいただく方も出てきました。

選考に進んでいただけなかった方の中には、「今すぐ転職することはできないけれどREADYFORのことは気になっている」という方や「選考を受けることはできないけれど、応援しているので求人募集ページをリツイートしておきますね」という方もいらっしゃいました。

多くの返信、応援をいただく中でTwitter DMが有効なスカウト手法だと確信し、現在ではほとんどTwitter DMを使ってスカウトしていますね。

 

ー スカウトのコツはありますか?

特別なことではないかもしれませんが、メールでスカウトする場合と同じように、具体的なアウトプットに言及することは必ずしています。
先ほどお話ししたようにエンジニアが候補者を提案してくれることがあるのですが、その際にはスカウト文面に「社内のエンジニアが記事の中のこういう点を話題にしていて……」と社内のエンジニアのコメントやリアクションをお伝えするようにしています。
Twitter DMでは長文を書きませんが、具体的な言及は欠かさないようにしています。

文面以外では、フォローバックしていただいた方にはすぐにDMで連絡するようにしています。
技術的なアウトプットを沢山発信されている方をスカウト前にフォローすることがあるのですが、フォローを返してくれた時には「READYFORのことに少しでも興味を持ってくれている」とプラスに捉えてすぐに連絡します。

 

ー スカウトするアカウントは西和田さん個人のアカウントですか?

はい、そうです。
私自身のTwitterアカウントはフォロワー数も多くはないのですが返信をいただけるので、肩肘張らずに安心して返信いただける親しみやすいアカウントなのかなと思っています(笑)。

 

ー 西和田さんのTwitterアカウントを拝見すると、Qiitaの記事をリツイートしていたり、勉強会に参加したり、エンジニアを理解しようとしているという印象を持ちますね。もしかしたらそれが好印象になっているのかもしれないですね。

ありがとうございます。

エンジニアチームのキーワードは「乳化(にゅうか)」

ー ジョインされた方について教えていただけますか?

直近で2名のエンジニアに業務委託でジョインいただきました。2名ともフリーランスで働いている方で、週3〜4日コミットいただいています。

2名ともフロントからバックエンドまで守備範囲がとても広い方で、エンジニアスキルはもちろんですが、コミュニケーションスキルも高く、エンジニア採用に関してもアドバイスをもらったりと助けられています。

 

ー 元々業務委託での採用を考えていたんですか?

本当は正社員での採用をメインに考えていたので、業務委託で関わっていただくということは考えていませんでした。
ただ、それでもご一緒したいと思えるような方々だったので業務委託でジョインいただくことにしました。

 

ー 以前にCTOの町野さんにも取材で伺ったのですが、改めてREADYFORのエンジニア組織の魅力についてお話いただけますか?

人間力の高いエンジニアが多いというのが特徴だと思っています。
READYFORは「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」というビジョンを持っています。この考えにマッチするかは、採用選考でも確認しています。
エンジニアの場合でも、技術面だけでなく、開発した先にその仕事がどう「よりよい社会の実現」に繋がるか思い描いている方がやはり選考を通過しています。

そういったメンバーで構成されているからこそ、プロダクト開発だけで完結しないような高い目線のチームになっていっているのだと感じています。

 

ー 町野さんにも同じようなことをお話いただきました。「人間力の高いエンジニア組織」という言葉はとても腹落ちするところがありますね。

 

 

最近のREADYFORでは「乳化(にゅうか)」という言葉がキーワードになっています。
ビジネスサイドとエンジニアサイドが水と油のように分かれるのではなく、会社全体にエンジニアリングが広がって、組織の中に乳化して溶け込んでいる状態を目指そうというものです。

ジョインいただいた2名の方に「なんでREADYFORを選んでくれたんですか?」と聞いたところ、乳化というキーワード、エンジニアとビジネスサイドの隔たりをなくそうという動きに魅力を感じていただいたようです。

CTOは起業経験もありスマートニュースや複数スタートアップでの事業立ち上げをしてきている町野、VPoEにはゴールドマン・サックス出身でメンバーのマネジメントを担っている伊藤がいます。他にも優秀なエンジニアが集まって「ビジョンをテクノロジーで達成する」想いが強いというのがREADYFORのエンジニア組織の魅力ですね。

 

ー ありがとうございました!


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