《プロフィール》
柴山 嶺さん:
2017年3月にGameWithにサーバサイドエンジニアとして入社。
サービス開発だけでなく、エンジニアブログの立ち上げや、会社として技術カンファレンスへ協賛する体制を整備。技術観点でのブランディングや露出を強化し、エンジニア採用にコミット。現在は、エンジニアマネージャとして不確実性と戦っています。
株式会社GameWith:
GameWithは、ゲーム総合メディア「GameWith」を運営しており、ゲームを有利に進めるための情報を提供する「ゲーム攻略」、ゲームを見つけるための情報を提供する「ゲームレビュー」、ゲームユーザー同士で交流できる機能を提供する「コミュニティ」、専属のゲームタレントがYouTube上で行う「動画配信」、という主に4つのコンテンツを提供しています。
今回は、LAPRAS SCOUTを通してエンジニアの採用に成功した株式会社GameWithのエンジニアマネージャの柴山さんに、LAPRAS SCOUTの運用やカルチャーマッチした採用に成功した秘訣についてお話を伺いました。
目次
GameWithのカルチャーにマッチする「ゲーム好きな人」も検索できた
– LAPRAS SCOUT導入の背景を教えていただけますか?
LAPRAS SCOUT導入前の課題感としては、候補者の面談すら取れず、母集団が形成できないというのが一番大きい悩みでした。2017年6月に上場したのですが、上場後でもエンジニア採用はうまくいかず、半年で1名採用できるかできないかという状況で困っていました。
当時は、書類選考や面接など選考自体にはエンジニアが関わっていたものの、その前段階となるアトラクトやエージェントさんとのやり取りなどは人事部の採用担当が単独で動いているような状況でした。基本的にはエージェントからの紹介頼みでWantedly運用からも結果はでておらず、どの採用チャネル、サービスから採用活動を行っていくかという手札も限られていました。
そんな中で採用担当者から私に「LAPRAS SCOUTという面白いサービスがある」という話があり、同時にエンジニアのサポートが必要そうだということも共有されました。私自身もそのときに初めてLAPRAS SCOUTを知ったのですが、これまでにない手法で採用にアプローチするすごいサービスだと感じました。
エンジニアの採用については私が協力すると伝え、導入まではスムーズに進みました。
– LAPRAS SCOUTを使ってよかった点はありますか?
LAPRAS SCOUTでは、採用要件を入力して検索するだけでスキルやカルチャーがマッチする候補者を見つけられるのでとても便利でした。候補者ページにはGitHubやQiita、connpassのイベント参加履歴などがまとまっているので様々なアウトプットを横断してスキルを確認することができました。LAPRAS SCOUT導入前にはこのような情報は収集していなかったので、導入後は候補者のスキルが可視化され、採用担当もどんな人が会社に合うのかという判断を明確にできるになりました。
また、GameWithのカルチャーに合う「ゲーム好きな人」を探すために、LAPRAS SCOUTの検索条件に「ゲーム」と入れることでゲーム好きな方を見つけることができたので志向性のマッチングもできました。
採用にあたってのMUST条件ではないんですが、ゲームに関する事業を展開しているので、「ゲーム好きな人」の方が環境にも馴染めて楽しんで働いてもらえると思っています。
実際にフロントエンドエンジニアの方の採用に至ったという結果ももちろんですが、それまでは他のサービスを使っても面談設定すらままなかったのが、LAPRAS SCOUTを通して自社とスキル・カルチャー的にマッチするエンジニアさんと何度も面談する機会を得られたことも大きかったです。候補者との面談を通じて採用活動の改善を進めていくことができました。
採用活動に必要なそもそもの要素を見つめ直す契機を得た
– 採用活動の改善はどのようなことをしたんですか
PDCAを回していく中で、私達がどんなエンジニアをほしいのか言語化できていないことに気づきました。採用チームももちろんですが、エンジニアも自分たちがどういう人を求めているのかということをきちんと考える契機になりましたね。
加えて、候補者のエンジニアにとってGameWithのどの部分に興味をもってもらうべきなのかを考えなければいけないということにも気づきました。技術スタックなのか、ビジョンなのか、自社に入ってもらうまでの魅力づけをどのようにおこなっていくのかを総合的に考えるようになりました。
LAPRAS SCOUTを活用する中での副次的な要素ではありますが、そういった採用活動に必要なそもそもの要素を見つめ直す過程は非常に有意義だと感じました。
– 入社した方のどんなところに魅力を感じたんですか?
フロントエンドがメインのエンジニアにも関わらず、VagrantでPHPの環境構築ができるというところに興味を持ってスカウトしました。あとはQiitaの発信が多く、いいねをたくさんもらっている点にも魅力を感じました。LAPRAS SCOUTを使って「ゲームが好き」だということがわかっていたので、カルチャー面でもマッチしていると感じていましたね。
当時はエンジニアスキルはもちろんですが、論理的な思考能力、まとめ方、説明能力なども重視していました。そのため、SNSやQiita、個人ブログでその人が書いた文章をじっくり読むという事も行っていました。そういった点を判断材料として見るときにLAPRAS SCOUTを用いて効率的に行うことができました。
効果が見え始めた積極的な採用広報
– GameWithさんの現在の採用活動について教えてください
採用活動では、採用広報に注力しています。LAPRAS SCOUTを使い始めた2017年の11月あたりから外部への情報発信を始めました。私が中心となり技術ブログを公開し、2017年の冬頃から現在までに6つほどの技術カンファレンスでスポンサーを担当しています。最近内定を出させていただいた候補者の方からも技術カンファレンスのスポンサーを見て気になっていたと言われ、効果がでてきているのを実感しています。
最近は、私以外のメンバーも採用広報に積極的に関わってくれており、技術ブログをはじめ、LAPRAS SCOUT以外の採用ツールの運用もエンジニア主導で改善していけると良いねという話も出てくるようになりました。
– GameWithさんで働くことの魅力はどんなところですか?
GameWithのサービスは月間最大MAU4,000万にもなるトラフィック規模で、エンジニアにとっても魅力的だと感じています。サーバサイドやインフラはもちろんですが、フロントエンドにおいても、自分が作ったものがそれだけ多くの人の目に触れるということはなかなかない環境だと考えています。また、自ら開発の企画を立てることもできますし、裁量の大きさも魅力の一つだと思います。
前例のないことにどんどん挑戦しようという組織のカルチャーがありますし、まだまだ若く成長していく可能性がある会社だと感じています。
– ありがとうございました!
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