転職意欲の変更の当日にスカウトで返信率30%!?転職意欲の変化に合わせた効果的なスカウト術

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はじめに

エンジニア採用サービスLAPRAS SCOUTのレコメンド機能のソート条件に「転職意欲の変更最終日」の項目が追加されました。この機能を利用することで、エンジニア採用活動にどういった変化が起こるのかをご紹介します。

転職意欲の変化タイミングに合わせたアプローチの重要性

LAPRASに登録するエンジニアには、転職意欲の高い顕在層からまだ積極的に転職を考えていない潜在層まで幅広く存在します。基本的に転職意欲が「中」「高」になっているユーザーは、現段階での転職についても前向きに考えている方が多く、企業からのスカウトへも好意的に受け取ってくださる方が多い傾向にあります。

そんな転職意欲の変化と登録ユーザーからの返信率・面談率にはどういった関係性があるのかを調べてみました。まずはこちらのグラフをご覧ください。

(表1)2021年7月1日~2022年6月30日に転職意欲が「高」になったユーザーへのスカウト数・返信率

ユーザー宛に送られてくるスカウト数は、転職意欲の変更から徐々に増えていきますが、ユーザーの反応は徐々に鈍くなっていくのがわかります。転職意欲「高」へと変更した当日のスカウトへの返信率は30%を越えています。しかし、1週間を越えたあたりが徐々に減少傾向になり、2週目以降の返信率は20%を下回るようになっています。つまり、転職意欲を変更してから2週間程度までが求職者にとって、高いモチベーションで転職活動に向き合っている時期と言えそうです。

(表2)2021年7月1日~2022年6月30日に転職意欲が「中」になったユーザーへのスカウト数・返信率

特に転職意欲を「高」に変更したケースが、よりその傾向が強くでています。LAPRASのプロフィールに表示される「転職意欲」は、エンジニア採用に最も重要な情報のひとつであると言えます。登録エンジニアの意欲の変化に沿った、最適なアプローチを行うようにしましょう。

最適なタイミングを絞り込む新規機能をリリース

そんな転職意欲の変更日から候補となるエンジニアを絞り込むための新機能が、LAPRAS SCOUTに実装されました。「転職意欲の最終変更日」から期間(「1週間以内」「1ヶ月以内」「3ヶ月以内」)で絞り込むことで、より転職に対して前向きなエンジニアを探し出すことができるようになりました。

こちらの機能を活用し登録ユーザーを絞り込んでいくことで、転職に向けて積極的な感情を持っているエンジニアをより少ない労力で探し出すことができます。特に転職顕在層に対して大きな効果が期待できます。

転職意欲が変更したタイミングを認知するtips

「転職意欲の変化」が重要になるのは、転職顕在層に対してだけではありません。現在、転職を考えていない転職潜在層にも大きな効果が見込めます。LAPRAS SCOUTでは、タレントプールに追加したエンジニアの転職意欲を知らせる機能も実装されています。

『Slackと連携』することでメールの受信やユーザーのアクション等の重要な通知をSlackで受け取れるようになります。さらに『変更通知を活用する』ことで、登録ユーザーの転職可能性が高まった可能性がある際に通知が受け取れる機能もご用意しています。

これらの機能を組み合わせて活用することで、スピード感が必要となる短期的な採用の際だけではなく、中長期的な採用計画でも、魅力的なユーザーに的確なタイミングでアプローチすることができます。

ただ、転職意欲変更から時間を経過した後も、10%前後の返信は見込めるというデータも出ています。諦めない地道なアプローチも合わせて有効だと考えられます。

終わりに

母集団の形成は、エンジニア採用にとって最も重要な作業のひとつです。自分たちの組織にフィットしたエンジニアを効率的に見つけ出すために、LAPRAS SCOUTのレコメンド機能を効果的に活用していただきたいと思います。

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