高難易度のブロックチェーンエンジニア採用。HashHubはどうLAPRAS SCOUTを活用して採用成功したか

株式会社HashHubは、2021年よりLAPRAS SCOUTを通じたエンジニア採用を始めました。同社でブロックチェーンエンジニアとして開発を行いながら採用の主担当を務める白井 俊太さんに、ブロックチェーン技術を扱う会社としての採用における難易度の高さや課題感、LAPRAS SCOUT導入後の運用方法や採用の手応えまで、詳しくお話しを伺いました。

《プロフィール》

株式会社HashHub Researchチームリードエンジニア、採用責任者 白井 俊太さん:

新卒でエンジニアとして株式会社Atraeに入社し新規事業立ち上げに携わる。その後、Web系スタートアップでフリーランスエンジニアとして活動。2016年に暗号通貨に出会い、分散型プロトコルによるWeb3.0に興味を持つ。
2018年にHashHubへ社員1号として入社。現在、ブロックチェーン特化のリサーチサービスHashHub Researchのリードエンジニアと、会社全体の採用プロジェクトを進める責任者を担当。

株式会社HashHub:

HashHubは2018年4月創業のブロックチェーンスタートアップです。創業時はブロックチェーン技術のインキュベーションセンターといった立ち位置でしたが、ブロックチェーンで新しい仕組みやビジネスを作るため、2019年6月に経営体制を変更。現在は会員制リサーチサービスHashHub Research、Businessを入り口に、ブロックチェーンを軸とした企業向けのコンサルティングや開発支援、金融サービスのHashHub Lendingなどの事業を展開しています。

そもそも母数が少ないブロックチェーンエンジニアの採用にどう向き合うか

ー ブロックチェーンエンジニア採用は非常に難しいのではないかと思いますが、具体的にどのような技術が求められているのでしょうか。

HashHubでは、暗号資産・ブロックチェーン関連の知見を活かした金融系の新規事業を開発中で、HashHub Lendingなどのサービスに携わるエンジニアを募集しています。
ブロックチェーンは基本的に、インターネットに繋げて、Webのエコシステムの中で使うものですから、基本的にはWebエンジニア、特にバックエンドの領域、サーバーサイドエンジニアの方々にお声かけすることが多いです。

今、ブロックチェーン界隈では「スマートコントラクト」という技術が注目されています。
この開発にはSolidityという特別な言語が必要ですが、転職市場で、使える方にお会いすることは殆どありません。
しかし、サーバーサイドの知識のある方に、スマートコントラクトについて学んでいただければ、業務に従事していただくことができると考えています。
業界的には金融商品を扱いますので、フィンテックやセキュリティの知識やリテラシーがあると嬉しいです。

ブロックチェーンそのものは、様々な言語で書かれていますが、最近だと特に堅牢性やスピードを重視してRustなどが使われたりしてます。
「ブロックチェーンを使う」プロジェクトに関しては、目的次第でより幅広く言語を選択することが可能で、HashHubではプロジェクトの特性に合わせて言語を選択しています。

ー HashHubのエンジニア採用に関するこれまでの課題を教えてください。

HashHubは業務委託を含めても20 人に満たない創業期の会社です。
私たちは会社のミッションとして「We Build Choice(選択肢をつくる)」を掲げていますが、そのヴィジョンに共感して創業メンバーとなってくれる人材、しかもブロックチェーンに興味がある方を採用したいと思っています。
ただ、なかなか転職市場でそういう方に出会うことは難しく、探すのが大変です。

初期の採用では、LAPRAS SCOUT以外のサービスを複数利用しておりました。
ただ、今のHashHubが求める人材像と、そのサービスに集まっている方々のスキルや意欲がなかなか一致せず、困っていました。
新しい技術が好きな人とか、ちょっと尖った技術に興味があり、なおかつ転職市場に出てこないような人にアプローチできないか、と考えていたときにLAPRASを知りました。

LAPRAS SCOUTは、営業の方から話をきいた際に、実際にデータベースで「ブロックチェーン」「Rust」というようなワードで検索をかけました。
すると、他サービスと比べて3〜5倍の人数が検索結果として引っかかってくるという、圧倒的な違いがありました。
候補者の母数の少なさに悩んでいましたので、まずその数に驚きましたね。

対象の母数が少ないからこそイベントやTwitterのアプローチが功を奏した

ー どのような組織体制でエンジニアを採用されているのか教えてください。

エンジニアは私含めて5人いますが人事がいるわけではありません。エンジニア採用はエンジニアがやった方がいいだろうということで、現在は私が担当しています。
ただ、自分自身も開発を行ったりもしていますので、一人ではとてもやりきれません。

そこで、人材プールを作ったり実際に声をかけるというところについては、チームメンバーにも協力をしてもらっています。
具体的には、週に1時間ほどスカウト時間をとってもらって、全員で同じ時間に集まって、相談しながらスカウトを作成してもらっています。
毎週1人につき1通は出してもらうことでスカウト数を担保しています。

LAPRAS SCOUTではエンジニアが参加したイベント履歴からLAPRASのプロフィールを表示する『LAPRAS SCOUT Extension』機能をよく使っています。
例えば、イーサリアムのイベントに参加していたことが分かれば「ブロックチェーンの実務経験はなくても、バックエンドエンジニアでこの内容のイベントなら、うちの事業に興味を持ってもらえる可能性はありそう」と推測できます。
これは他サービスにはない機能ですし、すごく助かっています。

実際に、最近フリーランス採用が決まった方には最初「このイベントに参加されていたので、声をかけさせて頂きました」とメッセージをお送りしました。
そうすると「プロフィールには書いてなかったんですが、実は昔、少しブロックチェーンを触っていたことがありまして」というようなリアクションをいただけて、業務内容を説明したところスムーズに面接から内定へ進みました。
このように事業に興味を持ってもらえそうな方が参加しているイベント名が分かると、イベント名から参加者を逆に検索して、そこから新たな人材プールを作るということは積極的にしています。

またブロックチェーンに興味がある方はTwitterで情報交換をしていることが多いので、Twitterで見つけた方をさきほどのExtension機能で検索し、GitHubなどの他ツールからの情報を見てみる、というような使い方もしています。

私たちのように、転職市場に出てこないエンジニアの採用が事業的に必要な企業にとってはLAPRAS SCOUTは非常にありがたいサービスになると思います。
また、SNS情報やイベント参加情報など他社サービスではまとまっていない圧倒的な量の情報がLAPRAS SCOUTでは集約されていることも、非常に助かっています。
ターゲット数が非常に少ない、私たちのようなタイプの会社でも、頑張れば人材を見つけることができるんだぞ。というところはぜひ推したいですね。

移り変わりの激しい領域だからこそ「新しい技術」や「スピード感」が好きなエンジニアに来てほしい

ー 今後の採用目標や、開発の展望について教えてください。

ブロックチェーンは本当に面白い領域だと思うんですが、2017年にバブルが来た後、一旦今は落ち着いてしまった印象があるかもしれません。
でも実は色々なところで研究開発が続けられていて、特に金融の領域では、ブロックチェーンがインフラとして使われる未来のようなものが見え始めているんです。
あとはプロトコルが成熟したり、法律の整備が追いついてくるタイミングに向けて、適切な確度で参入できるように用意をするというのが、スタートアップとしては重要なところです。

大手ではなかなか参入できないところを手がけることで、会社としては創業3年目ですが自社サービスだけで黒字化できていますので、ここから更に良いステップを踏んでいくために、ますますアクセルを踏んでいきたいというところです。今は会社の成長に人材が足りていない状態で、これから更に3〜4人のエンジニア採用を予定しています。

ブロックチェーン業界というのは非常にスピード感が早いんですね。
例えば、ひとつの金融サービスをローンチしようと思った時、既存の金融機関が開発しようとすると、5年、10年という年月が必要になってくるんです。
一方でスマートコントラクトでブロックチェーンの金融アプリケーションを作る場合、1週間程度でリリースすることができてしまう。
そういう業界ですから、新しいものが好きな人や次世代の技術を使ってみたいエンジニアの方に、是非参加して欲しいなと思っています。

ー 今日はありがとうございました!


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