<アフターインタビュー>エンジニアに魅力を伝えるための求人票とは?『求人票に言いたい放題』に参加したスナックミー社にその後の運用を聞いてみた!

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LAPRAS社では、LAPRAS SCOUTを利用している企業の方と、定期的にエンジニアの目線で気になる求人票についての勉強会(「求人票に言いたい放題」イベント)を実施しています。今回は、イベント参加後に求人票をブラッシュアップし、サービス内で求人アクセス数トップを3ヶ月連続で獲得した、スナックミーの遠藤さんへのインタビューをご紹介します。

《インタビュアープロフィール》
遠藤 瞳:
新卒で求人広告営業を経験。メーカーで自社製品の営業やCS、部署異動で書類を電子化を行う部署にてPMを行う。福岡転居によりITベンチャー企業の人事に転職、エンジニアやデザイナー採用立ち上げに関わった後、東京にUターンでHR企業の新規部署立ち上げでエンジニアやデザイナーのキャリアコンサルタントやCS等を経験。2023年4月にスナックミーにジョインし、採用や組織開発を担当。

株式会社スナックミー
「新しいおやつ体験を創造し、おやつの時間の価値を高める」をミッションに掲げ、テクノロジーやインターネットを活用し、”お菓子”という「モノ」ではなく”おやつ”という「体験」を提供する、おやつブランドを目指し設立されました。Webサービスのようにお客様のフィードバックを活用し「永遠のβ版」としてサービス改善を続けています。

LAPRAS社の今後のイベント開催については、X(旧Twitter)公式アカウントをご確認ください。

スナックミー社の採用に関して

スナックミーさんの事業やカルチャーについて教えてください。

スナックミーはおやつのパーソナライズサブスクをメイン事業としている会社で、サービスを繰り返し利用をしていただくことで、その方の好みに沿ったおやつを届けるサービスを提供しています。”玉手箱のような体験”をとても重視しており、何が届くのだろうというワクワク、届いた際にパッケージの変化、開けた時の「今日はこんなおやつが入っていた!」という驚き等の感情を揺さぶるようなサービスを目指しています。

そんな、サービスを展開している弊社の特徴は、ITベンチャー × 食品メーカーということで、ベンチャーらしいスピード感、食品メーカーらしい安心安全への配慮など、それぞれの良い所をあわせたような文化となっています。

最近、カルチャーを考える会みたいなものを実施したのですが、社員のみんなから出てきたのは、”対等” という言葉でした。おやつはユーザー目線で作っておりますが、ユーザーの皆さんと一緒に作り上げる、フラットな関係性で良いものをお届けしたいという想いで出た意見です。

スナックミーさんが求める人材について教えてください

スナックミーが好きで良くしたいというマインドがあること、そして良くするために何をすべきかを発信し、周りを巻き込んで積極的に改善を進めることができる方を求めています。

エンジニア採用の体制について教えてくださ

スナックミー全体の採用担当は私1人です。エンジニア採用に関しては、CTO/EM(エンジニアマネージャー)にも協力していただき進めている状態です。

現在はEMがメインで対応をしており、スカウト〜 カジュアル面談はEMがメインで対応しており、スナックミーの事業について、どのような人材を求めているのか、お互いの認識合わせなど、双方の求める点がマッチしているか?現場のマネージャーからしっかりとお伝えすることを意識しています。

エンジニア採用で感じている課題について教えてください

スナックミーのカルチャーや事業について発信しきれていない、少し分かりづらいのが課題だと思っております。カルチャーフィットを重要視しているので、カルチャーをしっかりとお伝えしていかなければ、いくら技術があってもカルチャーのミスマッチが発生し、双方にとって良くないと考えているので、こういった部分はしっかりと今後解消していきたいです。

求人票に言いたい放題」のイベントについて

求人票に言いたい放題とは、LAPRAS社のエンジニアが実際の求人票を見てフィードバックすることで、エンジニア目線で気になる求人票にブラッシュアップするための、LAPRAS SCOUT導入企業限定のオンラインイベントです。

イベントの参加動機について教えてください

エンジニア採用に関して、エンジニアの方に主体的にやっていただくことが理想だと考えています。今回の実際のエンジニアの方の目線でフィードバックをもらえるため、どんなにサービスが良くてもしっかりと伝えられないと意味がないと感じ、求人票のブラッシュアップに力を貸していただきたく参加させていただきました。

イベント参加時の印象に残ったフィードバックについて教えてください

スナックミーが目指しているエンジニアのスタンスとして、エンジニアが全てのサービス、事業に対して関わることを大事にしたいと思っており、そういったエンジニアをサービス・フルサイクルエンジニアリングと呼んでいます。

イベント時に、サービス・フルサイクルエンジニアリングはエンジニアとして馴染みのない名称のため、どんな役割かわかりにくいとフィードバックを受けました。また、どんな役割かわからないが一定の経験が必要そうで求めるスキル感も曖昧とお伝えしていただき、ターゲットの設定、サービス・フルサイクルエンジニアリングの解像度をあげてお伝えする必要があると感じたのが、とても印象的でした。

実際にイベント後、どのような改善を行ったかを教えてください

サービス・フルサイクルエンジニアリングの意味や、背景などを詳細に落とすようにしております。合わせて入社後に何ができるかなど、イメージが湧きづらいと感じていたので、そこを付け足すなどをし、求めるエンジニア像、入社後の働くイメージなどをわかりやすくなるように求人の改善をしました。

実際に改善した求人はこちらです。
累計11.5億円調達の”おやつのサブスク”を飛躍させるWebアプリケーションエンジニア

また、求人とは別ですが、エンジニアにしっかりと情報を伝えるという意味で動画なども作成しています。

求人ブラッシュアップ後の変化などあれば教えてください

求人を改善した後、LAPRASユーザーさんからの閲覧が増えました。また、LAPRASにて「先週最も閲覧されたJob」という形で3ヶ月連続でピックアップされたので、イベント参加後に求人票をブラッシュアップして効果があったと思っています。

また、求人内にサービス・フルサイクルエンジニアリングの説明を載せているのですが、求人をブラッシュアップしたことでこの記事の閲覧も伸び、求人を通して伝えたいことが少しずつ伝えられようになったと実感しています。

最後に

人事の方、エンジニアの方に向け、それぞれコメントをお願いします

人事の方に関しては、採用は本当に営業に近いと思っております。大変なことがたくさんある中で、この会社の今や未来を考えられる魅力的な仕事なので、事例とか色々お互いの情報をシェアできる関係性になれると嬉しいなと思います。

また、エンジニアの方に対しては、本当にスナックミーはチャレンジングでやりがいのある組織だと思うので、ぜひ興味を持っていただけたら、気軽にカジュアル面談にお越しいただけると嬉しいです。
スナックミーはサブスクサービスとしてユーザーの声を聞いた改善、メーカーだからこそ製造や物流など、エンジニアとして取り組める様々な領域があります。また、本当にサービス体験を大事にしており、スナックミーのおやつを幸せになった、温かい気持ちになったなど、心が豊かにするサービスを目指しています。そういったサービスが好きで、どんどんチャレンジングしたい方は本当におすすめです!

<スナックミーさんで現在募集している求人(2023.9時点)>
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インタビュー後記

今回はスナックミーの遠藤さんに、イベント参加後のアフターインタビューをさせていただきました。
本編ではご紹介できなかったのですが、遠藤さんは週に1度は採用に関するイベントに参加し情報のキャッチアップし、エンジニアとの情報交換は欠かさず行い、時にはCTOと夜遅くまで理想の組織について話をしているとおっしゃっていました。そんな遠藤さんだからこそ、様々な改善アクションを起こす事ができ、採用という観点で、スナックミー社の成長に貢献されているのだと感じました。

LAPRASでは今後も遠藤さんのように、「頑張るエンジニア採用担当」の方を支援すべく、様々なイベントを開催していく予定です。今後のイベント開催については、X(旧Twitter)公式アカウントで発信しておりますので、ぜひフォローいただけると幸いです。

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